【美容院】美容師との会話って好きですか??
私は嫌いじゃないのよ。
こんにちは。クロちゃんです。
先日、髪を切りにいった。
今まで前髪をおろしていたが、今回は思い切ってそこそこ短くしてもらい、視界が明るい生活を送っている。快適。
美容院あるあるとして『美容師との会話がうざい、気まずい、続かない。』なんて話はよく耳にするだろう。
一般的に、美容師との会話が好まれるケースはあまり多くないように思える。
(美容師との会話が好きか嫌いかを示したデータや記事を探していたら、『美容師が今日から使えるお客様との会話ネタ11選!』というページを見つけてしまい、美容師側も苦労をしていることを改めて痛感したのでデータは割愛します。)
かく言う私は嫌いじゃないのである。
理由としては
・自分の家族や交友関係に全く関係がない人だから逆に色々なことが話せる。
・会話を振ってきてくれるから単純に楽。
・仮に会話が続かず気まずくなってもあくまで美容師と客なので、あまり責任を感じなくていい。
からだ。
自分の家族や交友関係に全く関係がない人だから逆に色々なことが話せる。
これが最大の理由だ。
家族や交友関係の中にあると認識していない人だからこそ、抱えている悩みだったり、愚痴を吐露できてしまったりするのである。
例えば、この前のカットの際には『このまま就職が決まらないとスリランカに連れて行かれる可能性がある。』ということを話した。
もちろん友人には話したことがない(そもそも就活が終わってないこともそこまで言えてない)し、ましてや『正直スリランカに行きたい気持ちがある。』なんてのは家族にも言えていないことだ。
私のように『身近な人間にこそ気を使ってしまう人間』はこのような場合に驚くほど自分の気持ちがスルスルと口から出るものだったりする。
余談だが、このような理由でマッチングアプリなんかもたまにやったりする。
会話を振ってきてくれるから単純に楽。
わざわざこちらから会話を振らなくても会話してくれるなんて美容院とアパレルショップぐらいじゃなかろうか。ちなみに、服を見ているときに声をかけられるのは大嫌いだ。
会話の中から会話の糸口を探して話し続けることはギリギリできる自分にとって、一度話題を振ってきてもらえることは非常に助かるし楽だ。
冒頭にも書いたとおり、美容師も美容師なりに会話に関して苦労しているようなのだ。
会話のネタを探したり、会話を続けようと努力をしてくれるのである。
その努力をありがたく享受することができるのは美容師と客という関係性だからこそなのかもしれない。。。
仮に会話が続かず、気まずくなってもあくまで美容師と客なので、あまり責任を感じなくていい。
散々『美容師の努力がありがたい』なんて言っておいて非情なことだが、会話に詰まったり気まずくなってしまっても、『私はあくまで客なので関係ない』と割り切ることができるメンタルを私は手に入れたのだ。
だって考えてみてほしい。会話を振ってきたのは美容師側なのである。(クズみたいな考え方)
たしかに、今までの私は美容師との会話に詰まってしまい、新しい話題を自分から振りにいったり、罪悪感や気まずさを感じてしまうことがあった。
しかし、ある日突然『サービスは受けているとはいえ、なぜこっちが金を払っているのに罪悪感を覚えているんだ??』と思ってしまったのである。。。
もちろん『お客様は神様だから!』と言いたいわけではない。が、無理をして会話を始めたり、続けようとして自分自身が疲れてしまうことは絶対に避けるべきだと私は思う。これは日常生活のコミュニケーションにも言えることだと思う。
あまり『美容師との会話』に責任を感じなくなってからは肩の荷が下りたのか、不思議と美容院への足取りが軽くなった。
むしろ良き相談相手や愚痴をぶつける相手として好意的な印象すら抱くようになったのである。
結びに
正直、美容師との会話に責任を感じる人間なんてごく少数だろう。
だが、もし同じような境遇の人がこの記事を読んでくださっていたら、あまり気負いすぎないことを心がけてほしい。
美容師にとっちゃ、自分は1日に数十人と相手をするうちの一人に過ぎないのである。
黒船襲来