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伊達屋(福島県福島市)

2024年7月、3回目の訪問。何の変哲もない平日なのに、1時間半待ちて。。。気温35℃超えもしんどすぎる。

行列に並んでいるお客さんの会話を聞いていると、県外から来た人もけっこういる様子。やはり福島県を代表するお店であることは間違いない。

入口のところに、メニュー表がある。ここのチャーシュウは半端ない旨さなので、チャーシュウメン(正油)にしようかな。

ちなみに、遠方より訪れたっぽい家族連れにおすすめを聞かれたので、常連さんに人気の塩チャーシュウメンを勧めておいた。

◇◇◇

さて、客席は10席ほど。BGMはラジオ。ご主人とその奥さんと思われる方の2名体制だ。

厨房で黙々と仕事を進めるご主人、愛想のいい奥さん。とてもいいコンビ。店内の素朴な雰囲気も最高だ。

壁に掲げられているメニュー板
こだわりメニューが書かれた一枚板も味がある

店内を見渡すと、ほとんどの人が「塩」を頼んでいる。正油ベースを頼んだことに少しばかり後悔したが、塩はまた次にしよう。

チャーシュウメン

スープの表面には脂の膜が張ってある。熱々だ。魚介系のたまらない香りが立ちこめる。煮干の苦味も良いアクセント。かなり高いレベルにあるスープ。

中細の麺は白く、加水率が低い。硬めに茹でられており、博多ラーメンに近い印象。

そして、お待ちかねのチャーシュウ。とーっても柔らかい国産豚の大きな肩ロース。脂身はほとんどなく、味つけも薄め。肉そのものが旨いので充分。

数えきれないほどラーメンを食べてきているけれど、ここまで旨いチャーシュウには出会ったことがない。完全にナンバーワン!

隣に座っていた人なんて、チャーシュウメンにチャーシュウをプラスαでトッピングしてるからね笑。このお店に来たら、絶対にチャーシュウメンを食べてほしい。

麺もチャーシュウもひと段落すると、メンマがスープの奥底から顔をのぞかせた。コリコリ食感。全部沈んでいたので、意図的に沈めているのかも?

スープの表面に張っていた脂の膜のせいもあり、スープをすすり続けていると、だんだん重たくなってきた。素晴らしく旨いことに間違いはないけれど、けっこうコッテリめであることは覚えておいたほうがよいかもしれない。


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