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[TeenNavi]体型へのコンプレックスにどうかかわっていくべきか? その2

こんにちは。前回お話ししたティーンの体型へのコンプレックスにどう向き合うかの続きです。

男の子の摂食障害ってどういうイメージですか?
拒食症で骨っぽいひょろっとしたイメージではありませんか?Dr.Lisaのエピソードでは男の子の摂食障害にも注目する必要があるといっています。


男の子の摂食障害とは

摂食障害は男性にもおこります。そして摂食障害に気づくのに遅れるケースがあります。最近はSNSで筋肉質の体を見せるような投稿があふれていて、ティーンボーイズはそうなるために何を食べる、いつ食べる、どんなエクササイズをするというのを真似するようになります。そういう行動が過剰になり固執していくと摂食障害に繋がって行く可能性があります。

友達と遊ぶよりもジム通いを優先したり、ワーキングアウトに執着しているように感じる、家族と同じものを同じ時間に食べなくなったり、そんないつもとは違うと感じたら注意です。

私たちが想像する摂食障害は『見た目の細さ』であるため、男の子の摂食障害者は筋肉があって健康的な見た目であるからこそ見逃しやすいのです。だからこそ、親はRed Flagに注意して、疑いがあれば専門医に相談することが大切です。

親はどんな立場を取り、どうするべきか?

Dr. Lisaは親は中立的な立場をとるべきだと提案しています。
例えば「あなたが自分の体重・体型に不満を持っているんだね。どうやって自分の理想とする体型や体重に持っていけるのか小児科の先生や栄養士さんに相談してみようか?」というような持っていきかたです。
第3者の専門家を挟むことで行き過ぎなダイエットやトレーニングを防ぐことができます。

元スクールナースからのアドバイス

親の役割は常日頃から子供との時間を持つことです。子供と話すといっても子供は何を聞いても対して答えなくなるのが思春期。一緒にいる時間があれば、ふと話したいことを話してくれるかもしれません。
家族に対しては冗談っぽく批判的なコメントをするご家庭もあると思います。ご夫婦、祖父母も含めて子供への体型、体重のコメントは控えようねと話しておきましょう。

  • 子供の身体の変化を知ること

  • 子供の体型や体重に関してのコメントは控える

  • 養護教諭やスクールナースに相談するのも第一歩。今までの成長の記録なども持っているのでそのデータは受診時に役立ちます。)

  • 疑いがあれば専門家に助けを求める。

  • 子供がソーシャルメディアに触れる年齢を遅らせる、制限する。

  • 子供が人生を楽しんでいけるように、子供が好きな分野を伸ばしたり、子供がどこかで輝けるようにサポートしていく。(それが自己を認めることにもつながります。)

少しでもお役に立てたら嬉しいです。


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