とんでもなかった水瓶座満月とリーチポタリー
2日続けてパワースポットへ✨
昨日は車で行ったが今日はひとりでアパートからスタジオまで炎天下の坂道をひたすら歩き向かう。
途中で、あまりの暑さに中年の生命の危機を感じ、ミントアイスを買い食いしたり。イギリスでは普段かかない汗に「あぢー!夏〜!」と言える喜びをかみしめる。
リーチポタリーは静かで穏やかで、働く方々も優しくて何時間でも居られるまさに聖地のような場所である。
濱田庄司さんは今から100年前の1920年、バーナード・リーチとともにイギリスに渡り、南西部のコーンウォールの港町セントアイヴスに東洋風の登り窯を築いた。そこから、イギリス近代陶芸の礎となったリーチ派の作家が生まれたという。
濱田庄司さんやそのご家族により、日本の陶芸技術が海を超えイギリスに受け継がれ、その美しい伝統は、世代を超え横に広がる友情の絆により、見事にイギリスに根付いた。
才能をシェアするおしみのなさよ!
リーチ派の生み出す陶芸作品に、年々、知れば知るほど使えば使うほど惹かれている。作品に漂う「気」がいいのだ。あぁいいなぁと心から感嘆の声が出てくる。作家さんたちの圧倒的なグラウンディング力に心底憧れ、わたしの土のエレメントに力を与えてくれる。
世の中には他の人からバカにされようが不可能だと思われていることに夢中になれる人がいる。それは世間体や他人の嘲笑や批判など全く関係ない事で、今、自分がやりたいことにしか興味がないのだ。人に認められるのが目的ではなく自分で自分を認めることが目標なのだ。
わたしはそういう人がアーティストなのだと思うし、自分もそう生きたいと思えるようになってきている。自分を取り戻すのは全く長い道のりだ。
そして自分の才能を独占せずおしみなく共有していくこと。アーティストは孤高だけれど、1人で勝とうとはしないものだ。そこにエゴがあると作品も発信も苦しいものになっていくのかなと思う。
スタジオの一角に今も平然と残されているバーナードリーチの本棚に日本語の辞書があったのを見てなんとも心が温かくなった…
惜しみなく与え大きく受け取る
受け継ぐ、循環する
わたしの感動はそこにあるのだなあと、
人間として生きる意味の
謎が解けたような気がしている…
まるで日の出のような月
水瓶座満月はとんでもない姿でご降臨。
月という惑星は太陽の光を借りてるはずなのに、今回ばかりは自らがまるで太陽の日の出のように輝きその姿を現した。
あんな月を見たのは生まれてはじめてだ。
「おい!もう自分を生きろよ!」と言ってるかのように…
これから本格的にやってくる超個性の水瓶座時代に向け、欠損と言われる月と課題と言われる土星がタッグを組んで、容赦なしで我々人間のエゴの罪や傷をあぶり出した。
本当の太陽の自分に変わるための節目、
そんな満月だったのではないかと感じる。
水瓶座満月が伝えたいことはわたしにとっては自分を生きろそして循環し続けろということに他ならなかった。
自分の中の太陽の力を崇拝する。
人は皆それぞれに
太陽と同じような輝きを放っているのだ。
自分を信頼していこう。
そして自らが発火し命の炎を燃やし、自分のやりたいことをひたすら楽しみながら夢中になってやっていく。それが本来地球でやりたかったことだと、だんだん思い出してきたのだ。
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