イギリスから獅子座新月のメッセージ「わたしがどうしたいのかってこと」

獅子座新月を迎えました。本当は誰もが「自分の人生の主人公なんだ」という意識を取り戻すことにスポットライトが当たっています。

自分が自分であること。自分と世界とのコントラストをはっきり認識し、自分という個を白黒はっきりさせます。自分は他の人と違うのだ。それで良しです。

いつぞや創った作品たち、この頃は魂の本質に意識を向け始めた頃で自分がどうしたいのかまだわからず、とにかく作品づくりに集中し、なぜか人のモチーフをたくさん創っていました。

魂の自立を目指すには「親との間に境界線を引くこと」と「親に対する感情を吐き出すこと」という行程も遅かれ早かれ必要になってきます。

どんなに仲の良い親子関係でも、この「境界線」は必要です。親は自分ではなく自分の人生を生きることはあくまで自分しかできないのですから。逆も然り、あなたが親なら子供の魂を自分とは別の個性としてスッと一歩下がって尊重してあげるべきかと思うのです。

過干渉な親は、逐一子供のことに介入したり、先回りして子供が絶対に失敗しないようにあれこれと心配の種を撒き散らしながら、やがて子供の自立心を奪い取ってしまいかねません。

失敗をした子供は自身に罪悪感を持ってしまったり、親に取り繕ったり、そもそも挑戦や自分の意見をしっかり主張することを放棄する傾向になったり。あれ、わたしのお母さん、お父さんがまさにそうだった！なんて今これを読んでいるあなたドキッとされているかもしれませんね。(わたしはバリバリこの呪縛に長年がんじがらめになってぼやけた自己意識に心が悲鳴をあげてました)

親との間に境界線を引けないまま大人になると、「個」として魂が自立できない（親離れ子離れができない）ので、他者との間に境界線を引くことも難しくなり人間関係が他者の言動ありきになってしまいます。

他者を意識しながら生き続けるということは、常に比較、自己否定や無価値観、はたまた過度な自己承認欲求などがつきまとったり。他者の言葉や評価に振り回されたり、人と比べて焦ったり妬んだり落ち込んだり傷つきやすくなったりしてしまうのですね。

自分と他者の境界線を明確にして、自分の気持ちや欲求を尊重していくこと。これができるようになると、自分で自分にオッケーサインを出せるようになるので、自己選択したことがどんな結果を招こうが納得でき、自己犠牲もなし、人のせいにもしなくなるでしょう。これって人間の生き方としてとても幸福な在り方なのですよね。

知ること、気がつくことが解決策です。知ったらしまい！意識を１ミリ移動させるだけで次のステップからは全く新しい自立したあなたの人生のスタートです。

というわけで獅子座新月、弱々しくまわりに同調するとか、親の期待に応えるとか、長いものに巻かれるとか、そういう後付けでボケてしまった魂の輪郭をはっきりさせるのです。

外側を当てにしない、他人のせいにしない。周囲とのギャップがあって上等というような生き方をすることであなたの個性が際立ちます。

悲しみも喜びもしっかり味わっていく生き方。７月頭から８月8日頃にかけとにかく魂の大変容の禊ぎのゲートをくぐり抜けているので、カルマも大噴出で人によっては魂の乗り物である肉体に強制停止の信号が点滅し、体調不良を経験されている方もいるのではないでしょうか。

それ「自分って本当は誰なん？一旦点検にだして自己アイデンティティを隅々までチェックしてみてね」ということなのではないかと思うわけです。

プライドが傷ついたり悔しさや理不尽さに怒りを覚えるような体験をすることもありそうですが、そういう事象が起きたならそれはチャンスです。
その悔しさや怒りの感情の中で「自分に欠けているものは何か」「何が自分の怒りの琴線に触れとるのか」をよく考えてみましょう。

あくまで起こる事象は自分ごとで、鏡に自分の傷を負った姿を見せられてるにすぎません。

まだまだ激しく動き続ける世界情勢、インフレの波も轟々ですね。もう確実に古い固定観念やルールや大きな権威システムが崩壊していく流れに向かっています。

こんな風にして世の中というのは変化し、時代や歴史を作っていくのかと。いやはや、わたしたちはすごい時代の変換期に生きていますね。

「闇の向こうには必ず光がある」という宇宙の法則を信頼し安心して、自分が自分であることに集中していきましょう。「自己肯定感や自尊心が高い人は長期的に幸福感を持続できる」という心理学の研究実例もあるようです。

自尊心を奮い立たせ、
自分が本来持っているパワーを再生する時。

自尊心とは「強い自分、負けない自分、かっこいい自分」になることではなく、自分の中の弱さや弱点、カッコ悪さを認めて自己受容してリラックスすることです。

あらゆる人間関係の中で最も根本的な人間関係は自分自身との関係です。

自己受容ができる人だけが、実のところ他者を認め赦すことができるのかと思います。わたしたちは皆、不完全で未熟な存在です。親も未熟でいいんです。周りのイラつくあの人だって不完全で未熟なんです。

未熟だから学んで成長していける、未熟だから悩み停滞してはまた起き上がって歩き出す。朝毎に新しい自分に生まれ変わって元気を取り戻したり誰かを勇気づけることができたり、人生を感動しながら旅していけるのですよね。

あなたの人生の舞台に「よいしょっ」とのぼって、鮮やかな感情表現を演じていってください。舞台に上がれば他者が自分に何を求めているのかがはっきり見えるでしょう。あなたの人生劇場を見て涙したり感動したり共感して勇気をもらったりする人々がたくさん待っていることと思います。

誰が何と言おうとあなたが主人公です。
素晴らしい獅子座新月をお過ごしください！

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こちらをご参照ください

魂の本質を読みとる星と花のリーディング
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