振り返る(少年期、中学デビュー)|HSS型HSPから見える世界 #10
小学生の出来事は枚挙にいとまがないので、先に進もう。
中学デビューである。
(当時はそんな言葉は無かったが)
周りの目を気にせずに、普通の3年間を過ごしたい。
最大の狙いはそこだった。
過去多くの経験から、自分と周囲の違いは分かってきた。
HSPの特性は黙っていれば気付かれない。
問題はHSS型の特性だ。
刺激を求めるから、結果として目立つことをしてしまう。
であれば、先んじて刺激欲求を満たしてやれば良い筈だ。
当時の僕には、丁度良いことに刺激を満たす材料が2つあった。
1つは、小学校の時から好きだったビデオゲーム。
学校返りはゲーセンで刺激欲求を満たす。
もう1つは、プログラミングである。
たまたま兄がパソコンを持っていて、兄の不在時には借りることができたのだ。
この2つのおかげで見かけ上は、授業中も普通に過ごすことが出来た。
退屈な授業中には、ゲームの攻略法研究をするか、家でやったプログラミングの続きをする毎日だった。
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こうして狙い通りの中学デビューを果たし、ほぼ平穏な中学生活を手に入れた。
その裏側では、ゲーセン常連のハイスコアプレイヤーで、中学生プログラマーとしての別空間・別時間をつくり、自分の中でバランスをとっていた。
もしこの時間と空間が無かったら、今の自分は存在していないだろう。
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