日蓮とゆるキャン△の聖地、身延町
まとめ
身延山久遠寺は日蓮宗総本山。春は華麗なシダレザクラと壮大な建築のコラボレーションを楽しめる。
門前町、商店街で楽しむゆるキャン△の世界と身延山の歴史。
身延山久遠寺
鎌倉時代、日蓮聖人によって開かれ、日蓮宗総本山の寺院。
身延線身延駅からバスで15分。
途中、サクラの木とともに、総門を通過すると、身延山の聖域に入ります。
終点「身延山」から徒歩10分。
さらなる壮大な三門が見えます。
287段の石段、菩薩梯
一段一段が高く、一気に駆け上がることは至難の業。
遠くから見るとそびえたつ壁。
何も考えず登り切れば. 煩悩が消え、人間が持っている本能から解放され、心の安らぎを得られる状態に到達するという意味があります。
南無妙法蓮華経の7字から、7区画に分けられていて、適度に休憩できます。
遠回りになりますが、男坂、女坂の2択があり、
男坂は急で本堂へ直行。
女坂は緩やかで甘露門へ直行。
久遠寺境内
石段を駆け上がると目の前に見える五重塔と本堂。
五重塔は2009年復元。
本堂は1985年再建。一度に1500人が入れるほど広大です。
鮮やかな祖師堂も存在。
シダレザクラ
境内に大木が2本あり、春には華麗なピンクの花
春は鮮やかな風景に変貌をとげます。
このシダレザクラを求めて、3月下旬には人々が集まります。
境内各堂閣前をつなぐカート道、駐車場から境内へ直行する社交エレベーターなどバリアフリーも充実。
誰でも回りやすい境内へ。
本堂裏にロープウェイもあり、奥の院へ。
久遠寺の門前町散策
下山して山門~総門を散策。
お土産、カフェなどがあります。
名物はみのぶまんじゅう、湯葉。
みのぶまんじゅう
身延山名物のスイーツ。
元々は精進料理、参拝客、僧侶の嗜好品。
1個100円程度という安さ。味噌の風味のする皮と優しい甘みのあんこ。
さくら製菓、甘養亭、栄昇堂が主な製造店です。
湯葉
身延は湯葉も名物。門前町で特に発展。
精進料理では重要な食材。
身延独自の湯葉の特徴は何枚も重ねて作られた、「角湯葉」。
しょうにん前商店街
身延駅から身延山の方向へ延びる商店街。
かつてファミマ風の外装だった永谷屋。今では落ち着いた雰囲気になり、ゆるキャングッズなどお土産売り場も増強されています。
小さなスーパーにはイルカが売られていました。480円。
イルカは小さなくじらのためか、クジラ肉と同じ見た目。
身延山インターから車で身延山へ向かう際、最短ルートで通過するため、車で行く際も寄るのもオススメです。
ゆるキャン△の町、身延
山梨県周辺のキャンプ場が舞台のアニメ、漫画「ゆるキャン△」
身延町は登場人物が住んでいる設定であり、メインの町。
そのため、身延町各地がアニメの聖地として活性化が見られます。
ゆるキャン△グッズも駅前のお店などで販売。
文房具やキーホルダーなどポピュラーなものから、本格的なキャンプ用具も売られてます。ウインドブレーカーからスキレットまで…
クリアファイルなど身延町限定デザインも。
御朱印帳は市川和紙という山梨の工芸品を使用されたり、身延限定デザインのクリアファイルなどもあり、キャンプだけではなく、地域経済にも貢献しています。
園林
ゆるキャンの舞台。
まじうまの煮込みカレーは、アニメに登場します。
煮込みカレーを頼んで合言葉を言うともらえるコースター。
揚げ野菜もついている。辛味はなく、子どもでも食べられそう。
ゆったりした時間を過ごせます。
日蓮とゆるキャン△の街、身延。
身延山久遠寺は特に春の参拝をオススメします。