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長野県→富山県の県境またぎ旅【第二話】長野、松本駅→立山黒部アルペンルートの入口へ移動する方法
結論
長野県側から立山黒部アルペンルートを利用する場合、大糸線経由、長野駅経由、松本駅経由の3つの行き方がある。
前回、出発するまでの準備段階で終わりました。まだ読んでない方、振り返りたい方は、下の記事をお読みください。
今回は、電車とバスを利用して扇沢駅へ向かいます。扇沢駅は、立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関口です。大町市にそびえる赤沢岳の麓にあります。
扇沢駅まで2通りの行き方がある。
長野駅→特急バスに乗る。
松本駅→信濃大町駅まで電車で移動してから路線バスに乗る。
長野駅→扇沢駅は特急バスの利用がオススメ。(3700円、105分)
長野駅東口から扇沢駅行の特急バスがあります。予約しなくても乗ることができます。ただし、1日5往復、90分に1本しかありませんので、時刻表の確認が必要です。黒部ダムから長野駅まで戻ることのできる電気バスの最終便は16:35です。
東京、金沢方面から新幹線を利用する場合または長野県北信、東信を旅したい場合は、長野駅経由が便利です。
黒部アルペンルートを楽しみたい方は、午前中の便で向かうことをおすすめします。
松本駅から行く場合
松本駅から行く場合、信濃大町または南小谷行きの大糸線に乗り換えます。大糸線は松本~糸魚川間を結びます。北アルプスの東側と平行して日本海に向けて移動します。立山黒部アルペンルートへ通ずるバス停は、大糸線信濃大町駅にあります。信濃大町駅から路線バスで扇沢駅へ向かいます。
東京、名古屋方面から普通電車、特急電車を利用したり、長野県中信、南信地域を旅しながら、立山黒部アルペンルートへ向かいたいときは、松本駅経由を利用すると便利でオトクです。安曇野、白馬など大糸線沿線の方は、大糸線で信濃大町駅まで直行できます。
今回は、中央本線を利用して松本駅に向かい、大糸線に乗り換え、信濃大町駅に行きました。信濃大町駅で路線バスに乗り換え、扇沢駅まで向かいました。
松本駅→信濃大町駅 大糸線普通電車(680円、60分)
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まず、松本駅から信濃大町駅へ向かいました。信濃大町、南小谷行の普通電車に乗ります。信濃大町駅まで行く電車は、1時間に1本しかありません。
ただし、8時ちょうど新宿発南小谷行あずさ5号のみ、乗換なしで行くことができます。3時間17分の電車旅で信濃大町駅に到着します。
※信濃大町駅はSuicaが利用できない
信濃大町駅はSuicaの適用範囲外です。長野県内は松本駅~信濃境、野辺山駅間しか利用できません。(2025年春、信越本線長野駅、穂高まで利用可能拡大予定)。事前に券売機できっぷを買うことをオススメします。
青春18きっぷ、信州ワンデーパスなど、JRが発行している乗り放題きっぷを活用することも一つの手です。
車窓の景色を楽しみながら移動できる。
大糸線の列車は北アルプスに沿って走るため、車窓から、北アルプスの山々を眺めることができます。松本市内の街並み→安曇野の田園地帯は、季節ごとに変わる稲穂の成長を楽しむことができます。
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普通電車に1時間ほど乗って、信濃大町駅に到着しました。信濃大町駅は、大町市の中心市街地にあります。信濃大町駅は、木造で山小屋風の駅舎でした。長野県は全体的に標高が高く、信濃大町駅も標高が731mもあります。
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信濃大町駅→扇沢駅 路線バス(1390円、40分)
黒部立山アルペンルートの長野県側の玄関口は扇沢駅です。信濃大町駅から路線バスを利用して向かいます。
標高1433m地点にある扇沢駅まで路線バスに乗って40分かけて700mを登ります。
乗車券の買い方
信濃大町駅を出ると、左側に扇沢行きのバス乗り場、乗車券売場があります。バスのチケットを購入してから乗車します。現金、クレジットカードで支払いできます。
前回紹介した立山黒部アルペンルートのWEB事前予約でも、オプション券として購入できます。オプション券を利用する場合は、乗降車時にQRコードを見せるだけで乗車できます。
路線バスから望める風景
大町市の中心市街地にあたる本通りを抜け、大町温泉郷、日向山高原を通ります。
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本通りには、扇沢駅から信濃大町駅へ戻ったときに、寄りたくなる飲食店、お土産屋さんなど、ズラリと並んでいました。お土産屋さんには、黒部ダム名物のハサイダー、レトルトタイプの黒部ダムカレー、地元の喫茶店で使用しているカレースパイスなど、大町市周辺のお土産が販売されていました。
大町温泉郷で宿泊することも立山黒部アルペンルートを楽しむ一つの手段です。立山登山の前後のリフレッシュにピッタリです。
標高が上がるにつれて、道が細くなります。大雪対策のため、トンネルのように、道路の上に屋根がつけられていました。日向山高原には、黒部ダム名物のカレーの元となったレストハウスがありました。
扇沢駅に到着
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まずは、乗車券を発行する。
40分後、扇沢駅に到着しました。バスから降り、目の前にある券売機に行きます。WEBきっぷを購入したときに、QRコードが発行されますので、そのQRコードを読み込ませ、紙の事前予約券を発行します。
当日券は窓口で購入できます。当日券を買うメリットは、次の便が空いていれば、すぐ乗ることができることです。しかし、空いてない場合もあるため、事前にWEB きっぷを買うことをオススメします。
黒部ダム行きの電気バスに乗車するまで80分間、待ち時間がありました。次回、待ち時間の活用法を話します。
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