盲点を開放「フィードバック」秘密を開放「自己開示」 『エンジニアリング組織論への招待』
エンジニアリングとは「不確実性(=エントロピー)を効率よく削減していくこと」
具体的な指示がないと動けない組織を「マイクロマネジメント型組織」
抽象的な指示でも動ける組織を「自己組織化組織」
3つの思考とソフトウェア開発
「怒り」を「悲しみ」として伝える
すなわち、YOUメッセージでなくIメッセージで伝えることで、アクノレッジメントされていると感じれる。ストーリーテリングで自己開示する。
メンター/メンティの関係性HRT
Humility(謙虚)Respect(敬意)Trust(信頼)の頭文字で、お互い弱さを見せ、敬意を持ち、成長期待を持っていること。
「悩む」と「考える」の違い
メンターはメンティが「悩んでいるのか」「考えているのか」の見極めが大切。「考える」は行動で、「悩む」は状態。メンターは「悩み」を聞き出し、気づきを促し次の行動をハッキリさせるよう「考える」に変えていく必要がある。
「他者説得」から「自己説得」に
人から与えられる知識より、自分で気づけた知識。
・他人が質問で促す
・体感を伴う
・行動の変化が発生しやすい
「ジョハリの窓」と自己開示・フィードバック
自分・他人、わかっている・わかっていない4つのマス。開放、秘密、盲点、未知の窓。「盲点」を「開放」に変えるには「フィードバック」が必要。「秘密」を「開放」に変えるには「自己開示」が必要。
傾聴・可視化・リフレーミング
メンタリングで意識すべき流れ
コントロールできる「行動」に注目する
人の成長は「行動→習慣→能力→成果」の4つのループ。この中で「行動→習慣」はコントロールできる。「能力→成果」はコントロールできない。
プロジェクトマネとプロダクトマネの違いは「終了」
権限と責任は表裏一体
部長と現場には、権限⇄責任の関係が成り立つ。ここに不一致があるとどちらかに必ず不満が生まれる。抽象的な指示で動ける「自己組織化された組織」を目指そう。
OKRによる目標の透明化
会社、部署、チーム、個人で立てることで全体で自分が果たす役割を理解できる。