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1次情報を勝ち取れ!! 『はじめての社内起業』

社内起業家のチャンスは自分・会社・世の中の3つの接点にある。自社の経営陣を営業先だと考え、社内の人々をお客様に見立てて動く。徹底的にクライアントかのようにヒアリング。不満も、同僚でなくクライアントだと思えば耐えられる笑

独立起業にはないメリット3つ

「資金」「人材」「信用」の3つ。

社内起業ならではの壁3つ

1. 既存事業とのカニバリゼーション(社内競合)
2. スピード感
3. 協力者とのモチベーション

事業化までの6つのステップ

1. 事前準備...検討プロセス, 判断基準, 予算規模, 考え方, 社内状況
2. 検討することの承認...経営者の問題意識, 検討方法を確認
3. 検討範囲の承認...具体的な企画でなく、事業の方向性
4. 事業企画の承認...リソースの投入の約束, 事業化の決め事・条件
5. 組織化・予算化...予算をゲットし、社内協力などを開始
6. 事業化...修正しながら具現化する

新規事業担当者になったら、まずすべきこと

1. 経営者の頭の中を知る。

なぜ新規事業をやる必要があるのか「背景、意図、ねらい」「背景、意図、ねらい」をディスカッションするなどして、クライアントのように汲み取る。をディスカッションするなどして、クライアントのように汲み取る。決して経営者が絶対ではない。明確に固まってない可能性もある。だから、経営者の頭の中を整理するサポート役になればいい。

2. 会社の状況を知る

財務諸表を見る。各事業の責任者にヒアリングしに行く。相手にとっても新たな発見がある対話にしよう。その際、「1.事実 + 2.仮説 = 3.意見」の3つを収集しよう。

3. 過去の新規事業案件を知る

「それは過去に検討した」と言われても諦めない。今、技術の進歩や市場の変化で可能かもしれない。なぜ実現できなかったのかを知ることが大切。すなわち、会社の癖を把握して、どうすれば通りやすいのかを知るべし!!

4. ミッションの整理

目標と期限を明確にする。いつまでに、誰に、どんなレベルのものを起案し、どこまでの承認を得るか。何を持って良い事業案とするか、の評価軸を定める。

検討範囲の当たりの付け方

1. 既存事業の5W2Hをずらす
2. 既存事業の定義の抽象度を上げる
3. 「5W2H×4象限」で既存事業の壁はなにか

事業とは「不」の解消である

「不」を探し、その解消方法を考えること = 新規事業開発

見つけた領域に勝機はあるのか

「国算理社」思考法で、(誰がどんな時に、どんな大きさの「不」を、「不」の理由を、背景)を探る。

事業企画を仕立てるための3ステップ

「1. アイデア(理想形) → 2. プラン(戦略(STP, 競合基本戦略三つ)・戦術(5W2H)・オペ(バリューチェーン)) → 3. 計画」

事業企画書に書くこと

1. 事業案の内容
何する(What), どうやる(How), 期待成果, 投資資源
2. 判断するための材料
意義, 起案背景(3C)
3. 経営判断してもらいたいこと 

承認会議までの「根回し」「味方づくり」

社内のキーマンを後ろ盾にする
問題意識や関心ポイントを知り、関係者を支援者にする。説得でなく、相談。
生の声を説明材料にする
どんな指標で事業の進捗管理するのかKPI


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