【ひとり読書術】マルジナリアでつかまえて 山本貴光
読書の楽しみの一つに、連鎖がある。
まあ、きっかけと言い換えてもよい。
そのきっかけは、本から本の時もあるし、新聞であったり、Webであったり、媒体は様々。
NHKの番組で、趣味どきっ!というのが、一つのテーマを決めて、5回くらいに分けて放送している。先日まで、本がテーマだった。
この番組の、何回目かに、橋本麻里さんの書斎が出てきた。
書斎というより、家一軒、本棚みたいな家。
で、この家、どこかで見たことある気がしていたら、BRUTUSで出てて、マークしていた家だった。
BRUTUSの家の特集 Home Sweet Home 居住空間学2020のP28に出ている「森の図書館」という名の本の家。
恥ずかしながら、山本麻里さんのこと知らなかったのだが、便利な世の中で、テレビ見ながら手元のスマホでググったら、一発で出てくる。
ウィキペディアがw
これを調べると表現していいのかは、わからないが、調べた結果、高橋源一郎氏のお嬢さんで、美術ライターをされている有名な方らしい。
まあ、BRUTUSでみて、そのページだけクリップしていたくらいのインパクトある家だったのだが、この番組の中で、橋本さんのパートナーである、山本貴光さんが登場。
そこで、いきなりマルジナリアの話がでてきた!
はじめてみた衝撃!!!
で、今度は山本貴光さんをいろいろと調べたら、マルジナリア本を出しているではないか?
気になる本に出会ったら、まず、わたしがやるのが、カーリルというサービスを使って、図書館の在庫を確認。
最近、本の収納スペースが、逼迫しているからなのだ。
図書館のサービスは、自分の住所地の自治体だけでなく、勤務先や通学先、また、居住地の隣接自治体とか、地域の大学図書館など、かなり広範囲で利用でき、受け取りも、提携図書館ならば近隣図書館まで転送してもらえる場合もある。
このあたりは、また別ネタで書きたいと思いますが、そういった複数図書館を一括で検索して、予約までをワンストップでできるサービスが、カーリルなのである。
なので、このカーリルでマルジナリアを検索したら、職場の近くの図書館が保有していたので、さっそく予約。
最近は、本屋で手にして、おっ、これじっくり読んでみたいなと思う本も、すぐその場でカーリルで検索し、図書館にあれば借りる。で、手元に置いて何度も読み返したいものであれば購入することにしている。
で、マルジナリアでつかまえては、当然、すぐに購入しました。
いやあ、これは、衝撃の一冊。
こうなってくると、芋づる式の連鎖がはじまる。
氏のことをもっと調べると、どうも、このマルジナリアでつかまえて、の前に、BRUTUSの読書特集でも取り上げられているらしい。
こういう時に、近所に巨大書店がいくつかある読書環境に感謝。
山本さんのマルジナリアの特集が見開きで掲載されていたので、近所の蔦屋家電でバックナンバーを入手。
さらには、新聞の電子版を、日経と朝日を契約しているので、そちらでも、氏の名前で検索すると、過去記事がいくつかあったので、Evernoteにクリップ。
いやあ、連鎖とはおそろしい。
マルジナリアでつかまえて、を読んで、マルジナリアにつかまってしまったよ。
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