映画 「ベスト・キッド」 感想
おはようございます。
2024年10月6日 日曜日です。
ベスト・キッド
「ベスト・キッド」のリメイク版を観ました。
1984年の原作を懐かしく思い出しながら、新しい解釈に期待を膨らませて観ました。
今回の舞台は北京。
父を亡くし、母と共にアメリカから引っ越してきた少年ドレの物語です。
言葉の壁や文化の違いに戸惑い、いじめに遭う主人公の姿に、胸が締め付けられる思いがしました。
ジェイデン・スミス演じるドレの繊細な演技が印象的でした。
孤独感や戸惑い、そして成長していく様子が説得力を持って描かれています。
一方、ジャッキー・チェンが演じる管理人のハンは、厳しくも温かい師匠として、ドレの心の支えとなっていきます。
カンフーの指導シーンは、前作とは異なる新鮮さがありました。
「カンフーは日常のどこにでもある」というハンの言葉が心に残ります。
一見、意味のない動作の繰り返しが、実は奥深いカンフーの修行だったという展開に、なるほどと感心させられました。
物語は王道の「正義は勝つ」パターンで締めくくられますが、これが実に心地よい。
困難を乗り越え、成長していく主人公を応援したくなる、そんな清々しい気持ちで劇場を後にしました。
前作とは異なる要素も多くありましたが、それぞれの良さを活かしたリメイクだと感じます。
新旧両方の「ベスト・キッド」の魅力を味わえる、贅沢な映画体験でした。
今日の占い
それではまた明日
ひろかん