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弱い者が勝つ時代へ。 1/2 ハーバード法学部スーザンケイン
Susan Cainはプリンストン大学卒業し、ハーバード大学ロースクール修了。ウォール街の弁護士を経て、ライターに転身されました。著作には
『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』『ビタースウィート・悲しみと切望が人生をつくる』などがあります。
彼女はTed talk の「内気な人が秘める特徴」にて有名になりました。
彼女が長期的に考察されている事としてIntrovert (内気な性格)Extrovert (外交的な性格)の性格特徴です。
そんなに仕事をしていないのに、話し声やいでたちがリーダー気質だからリーダーの荷を担っている… 静かな人の方が、リスク回避をできる気質である…しっかり者さんなのに、周りに他人の利益にされてしまう…
など、世間にありふれた、内気の人が経験することに関して研究、著されています。
内気な人と、外交的な人の定義とは?
よくスーザンが口にする内気な人(Introvert)と、外交的な人(Extrovert)ですが、そもそも、内気な人と、外交的の人の違いとはなんでしょうか?
スーザンによると、これはどこからエネルギーを感じるか?という質問でわかるというそうな。
大人数のパーティーで社交がある場からエネルギーを感じるか?それとも、家で一人で読書をしたり、絵を描いたりする場からエネルギーを感じるか?
あなたはどちらでしょう?
この質問で、大人数のパーティーで2、3時間すぎた頃、「早く帰りたい。家に帰りたい」と思うのであれば、内気な気質な可能性が高いそうだ。
ただ、中性的な人(Ambivert)と呼ばれる人も多いそう。
一人でいることも好きだが、大人数の場にいるととても元気がでる。
など。
2千億の会社の社長は内気だった。キャンベルスープの、ドク・コナント
スーザンが、内気な人格の特徴について研究をしていると、意外にも過去のリーダーたちは内気な人が多かったことに気づいた。
その中でも現在17億ドルもの会社の社長を務めていたCampbell Soupの社長で合った、ドク・コナントは内気な性格であったそう。
内気な性格を隠しているわけでなく、どう活用できるかを考えて行動されている場合が多いという。
ドク・コナントは平社員から上部に昇格をしていく上でいつも頑張っている人に手紙を書いていたそうだ。
その数は3万通にも及ぶそうだ。
従業員はその手紙を大切にしていたそうで、いろんなところに持ち運んでいたそうだ。
人前で話すこと。
もし「明日業務について役員にプレゼンして」と言われたら、あなたはどう感じるでしょうか?「チャンスが来た」とポジティブ感じるか、「緊張して今から震えちゃう」など、人によって感じることがあるでしょう。
著者であるスーザンも、とっても内気で、シャイな性格だったことから、ハーバードロースクールに在学中にスピーチを頼まれた時に、スピーチ前に嘔吐してしまったそう、それくらい、緊張しがちな性格だったそうだ。
彼女からのアドバイスとしては、「恐怖に打ち勝つ練習を少しずつしていくこと」だそう。
彼女が緊張しがちだった理由として、自分の頭の中に完璧なパブリックスピーカーの像を描いたが、自分がその像になりきれるかどうかに関してとても心配だったからこそ、絶望と緊張で押しつぶされそうになってしまっていたそうだ。
彼女は緊張をほぐすワークショップに通っていたそうで、そこで練習をしていたのは、
1. 複数人の前で名前を言う(出来たら自分を褒めること)
2.自分のことをその複数人に紹介する(出来たら自分を褒めること)
3.自分の趣味やバックグランドを説明する(出来たら自分を褒めること)
ということを行なっていたそうだ。
まとめ
内気な人の特徴についてスーザンケインさんの考察をまとめてみました。
ハーバードロースクール卒業後著作家になられたスーザンケインさんですが、彼女は執筆の他にも、Quiet Lifeと言う自身のコミュニティープラットフォームをもっており、内気な人が秘める強さの理解を深めてもらおうと活動されています。
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