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音楽スタジオのテックにできること。

 はじめまして。神田淡路町にあるリハーサルスタジオStudioBpm技術部です。

 技術部と言っても、開発エンジニアやデザイナーとは異なり、楽器や音響機材の日常的なメンテナンスやトラブル時のサポートをすることが主なテックチームです。

 リハスタの業務は、ストレスなくご利用いただくための「控えめな接客」が基本ですが、同時に「スピーディーな対応」「お客さまの”困った”に寄り添うこと」も求められます。

 音が出ない、ノイズが取れない、調子が悪い。。。

 積極的な音作りというよりはディフェンシブな機材の調整についての感覚が必要な仕事です。

 そういった環境ゆえに、楽器の調整や相談の際に「音や楽器についての雑感」や「売り手に対してのニーズ」など、お客様からの”声”を拾うことがしばしばあります。

 しがらみが少ないスタジオマンにだからこそ話せる本音なのかもしれません。

 そして、その本音を肌で感じているうちに、我々がスタジオという箱を持っているからできること、もっというとShopやメーカーといった括りがないことでもっと広げていける、開拓できるスタジオならではの可能性があるのではーーという想いが芽生えてきました。

 個人では手が出しにくいアクセサリーパーツの組み合わせを試したり、実際に合奏の中で音を確認したり。
 
 伝わりやすく情報化された楽器調整のTipsや、ピンポイントのサウンドアドバイス。

 配信についてのノウハウも蓄積中。

 マインドマップを使った音作りの発想法や練習メニューの棚卸し、ToDoリストで進行管理を・・・アイデアは次から次へと浮かんできます。

 ・・・となれば、ご利用くださる皆さまのご意見や要望をよりはっきりとつかんでいくために、情報交換やコミュニケーションをはかり、さらには楽しい読み物になるようなメディアが欲しくなる・・・自然な流れでした。

 StudioBpmではスタジオ目線から見た地域や音楽についてのnoteがすでにスタートしています。


 それとは切り分けた形で、それぞれのコンセプトを明確にしたい。

 音や楽器を”考える”ことでみなさんとつながることができれば、スタジオはもっとおもしろい場所になる。

 生きた情報を発信できるスタジオを目指してみたい。その想いからーー

 StudioBpm技術部。noteはじめます。



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