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人の可能性を信じ続ける、家族思いのリーダー|個性を活かして成功させる小野のマネジメント
「TECHBIZ STYLE」では、株式会社テックビズで働く仲間を紹介しています。テックビズで活躍するメンバーは、どんな理由で入社を決め、どんな思いで働いているのでしょうか。
今回は、テックビズのエグゼクティブコンサルタントとして活躍している、小野一弥さんのインタビュー記事をお届けします。
小野 一弥(Ono Kazuya)/ エグゼクティブコンサルタント
1987年長野県生まれ。
2009年、東海大学を卒業しベンチャーのコンサル会社に新卒入社。2010年に退社し、個人事業主として営業代行事業を立ち上げる。2018年、株式会社テックビズ創業メンバーの久保田から紹介を受け、コンサルタントとしてテックビズに参画。参画から8ヶ月間は実績が出ず苦戦するも、1年後から大きく業績を伸ばし、現在は3つのチームを率いるエグゼクティブコンサルタントとして活躍する。
01/安定よりも、ジェットコースターのような人生に憧れた幼少期
── 幼少期はどんなお子さんでしたか?
長野県に生まれました。公務員で共働きの両親の代わりに、日中は祖父母が世話をしてくれ、非常に甘やかされて育てられましたね。私は自尊心が高いタイプだと思うのですが、この頃受けた愛情のおかげで、自己肯定感が高い今の私の根底が、できあがった気がします。
また、平日の夜は両親とゆっくりご飯を食べたり、土日は姉と4人で遊びに出かけたりしていて、私にも家族ができたときは、家族との時間を大切にできる父親でありたいと思うようになりました。
ただ、両親は公務員でワークライフバランスは安定はしているものの、私が大人になったときはもっとワクワクした仕事をしたいと子どもながらに感じていました。安定したキャリアの両親を見て育ちながらも、いつしかもっと常に冒険しているような、ジェットコースターのような人生を歩みたいという思いが芽生えたんです。
そういった思いから、大学生のときには漠然と自身で事業を立ち上げたいと考えるようになりました。
こうして東海大学に入学し、神奈川での一人暮らしをスタートさせました。起業を考えていたこともあり、まずは漠然と人脈づくりが重要だ!と考え、インカレに参加して人間関係を深めていた日々でしたね。
── 小野さんのファーストキャリアについて教えてください。
大学卒業後は、ベンチャーのコンサル会社に新卒入社しました。起業を目指していたこともあり、大手よりもベンチャーで自分の個人スキルを高めたいと思ったんです。ただ、会社員は自分に合わないなとすぐに思いましたね(笑)。
社会人1、2年目のときって「なんのためにやるのか」よりも「とにかくやって覚える」みたいなスタンスは大切だと思います。ただ、私は動く理由がわかって納得できないとなかなか動けないというタイプだったので、そのスタンスが気質的に合わなかったんです。
逆をいえば、自分の苦手なところに気づき、それまで思っていた「世界の中心は自分論」が崩れていったのもこの頃だったので、いい意味で視野が広がっていく感覚がありましたね。
── その後、小野さんは独立して個人で仕事をされたんですね。
はい。会社員になってからさらに独立に惹かれるようになりました。個人事業主として活躍されているセールスパーソンの方に出会ったことをきっかけに独立し、完全コミッション型の営業代行をはじめました。
個人で働き出すと、仕事につながるようなより深い人脈が重要になり、狭く深い関係を築くようになりました。そうして個人で動きながらもコミュニティを形成していくと、幸いにも私の周りに困ったときに手を差し伸べてくれる人が多く集まり、わりとすぐ成果が出るようになりましたね。
ただ、当時は個人でゴリゴリと成果を追う営業スタイルを貫いていて、チームでの取り組みやマネジメントには苦手意識がありました。いわゆる「できない人は切り捨てる」ようなスタイルだったと思います。
ただ、どこかでそのスタイルに違和感を抱いている私もいました。
本当は、「個人の伸び代に向き合っていきたい」と思っていたんですが、業績ファーストの考えが根付いてしまい、コミットしきれていなかったんだと思います。私はたまたま人に恵まれ成果を出せていたが、周りを見るとなかなかそうはいかないことも感じていたため、もっとマネジメントを学んでみたいと思うようになりましたね。
02/未経験からの転身|苦悩の8ヶ月を乗り越えた「与え続ける営業」とは
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── テックビズ参画のきっかけは何だったんですか?
テックビズの創業メンバーの久保田さんと出会ったことですね。
久保田さんとは営業代行をしている時から一緒に働くことも多かったんですが、久保田さんはどんな人の可能性も潰さずに信じてくれるスタイルだったんです。
「人間にとって仕事はあくまでも手段であって、その先の成し遂げたいことを含めた自己実現のために人は働いてる。だから、その人の人生を含めて、その人らしい仕事への向き合い方で成果を出させる」というマネジメントスタイルでした。「個人の伸び代に向き合っていきたい」と思っていた私にとって、まさに理想のマネジメントだなと思いましたね。
だからこそ久保田さんにテックビズに誘われたときに、迷いなくテックビズへの参画を決めました。また、テックビズに参画してみて、それがテックビズのコアカルチャーであるとも感じています。
── テックビズで働いてみて、実際はどうでしたか?
参画直後は、久保田さんと一緒にとにかくいろいろなセミナーに参加してセールスパーソンとしての自分をアップデートしていきました。
そこで久保田さんの考えをたくさん吸収したことで、現在の私の営業スタイルが確立された気がします。一番印象的だったのは「他者に与え続けることで、必ず巡り巡って自分に返ってくる」という考え方でした。久保田さんの営業スタイルがそうでしたし、まさにテックビズの「Be a Partner」というバリューを体現していると思いましたね。
また、「ITフリーランスの働き方を変えることに向き合う」というテックビズの思いと仕事内容も、私の理想にとても合っていると思えました。テックビズで仕事をしていて、今までと違う働き方を提案することで、こんなにも人生が変わって喜んでくれる人がいるということが本当に嬉しくて。
ITフリーランスの方々のライフステージに寄り添うことで、人の幸せに本当にコミットできているんだな、と日々感じます。そして、 私がユーザーにコミットした分だけ、会社の利益にも、自分の利益にもつながる。そんな会社で仕事ができていることはすごくラッキーだと思っています。
── IT業界は未経験かと思いますが、参画してみて戸惑うことやギャップはありませんでしたか?
テックビスにはIT業界、人材業界のメンバーが多い中、私は全く違うバックグラウンドだったので初めは苦戦しましたね。
決して知識が豊富だったわけでも、営業としてずば抜けて能力が高いわけでもありませんでした。実際に同時期に参画した他の2人に比べて8ヶ月ほど成果が出せず、代表からいつクビを宣告されるかヒヤヒヤしていましたね(笑)。
── どうやってその壁を乗り越えられたのでしょうか。
乗り越えるためにやっていたことは、とにかく久保田さんから学んだ「Be a Partner」のバリューを信じて、まずは自分の利益を度外視して周りの人に与え続けることでした。
人は「価値観が合うか」もしくは「その人といたら何か自分に良いことがあるか」そのいずれかがないと、滅多に他人に興味を持てませんよね。ビジネスの場面では、後者は特に顕著だと思います。だったら圧倒的に相手にとって必要な存在になろうと思って。
相手の仕事内容や成し遂げたいことを傾聴し、深く理解しサポートするようにしました。相手の目標を自分の目標にする感覚ですね。例えば相手が何かを売りたいとしたら、その背景にある業界知識や売る仕組みを自分も理解して、ゴールに向かって自分がどう関われるか考えて動きまくる。
途中から、目先の利益のためというよりも、純粋にその人のことが好きだから応援したいという気持ちに変わっていきました。
── 久保田さんの教えを貫いたんですね。
そうですね。そして8ヶ月間ギブし続けた結果、どんどんと自分の仕事に利益が還元され始めたんです。「情けは人の為ならず」。人のために行う行動が、巡り巡って自分のためになることが営業にも言えるということを身をもって体験しました。
なんて、今でこそこんな偉そうに語っていますが、当初は同期の2人は結果を出しているのに、このままで大丈夫か?とそれはもうヒヤヒヤしました(笑)。
でも振り返ると、あのとき数ヶ月、前が見えないながらもがむしゃらに自分のやり方を信じてやり抜いてきたことがその後の成長にもつながりましたし、そんな私だからこそ、今チームメンバーに伝えられることも増えたと思います。
03/目指すのは家族のようなチーム作り|どんな人でも自分らしく活躍できる仕組みづくり
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── 今はエグゼクティブコンサルタント(※)としてご活躍されていますが、エグゼクティブになって変わったことはありますか?
自分の手で家族のように仲の良いチームをつくれたことが大きな変化です。
今までは個人で仕事を進めるスタイルの組織にいた期間が長かったので、仕事へのコミット量で自然と仲良くなるメンバーとそうでないメンバーが分かれてしまっていました。当時の仕事の仕方で手放してしまった人脈も大きかったし、もっと個人の自己実現を叶えたいという思いもあったので、テックビズに来てそれが叶えられましたね。
今では仕事仲間と家族ぐるみの付き合いをしていますし、私自身も家族との時間を今までで一番大切にできるようになった気がします。
どんなに家族の時間を優先しようと思っても、仕事がどうしても遅くなったり長くなることもある。だから、どんな人と働いているかは家族には見せたいし理解してほしいと思っているので会わせます。仕事仲間と家族で一緒にサーフィンしたりしますし、旅行したりすることもありますね。
もともと私が理想としていた、家族との時間の自由を手に入れられたと思います。
── 小野さんのチームメンバーからは「小野さんは個人を尊重し、その人らしいやり方でやらせてくれる」と聞きましたが、実際にそれを成し遂げるために意識して行っていることはありますか?
コツは2つくらいあると思っていて、まずは「出会い方」を研究すること、そして「チームで補い合うこと」だと思います。
個人的には、営業の仕事ってそこまで難しいことではないんです。「出会いたい人とどう出会うか」が全てなので。テックビズでいうと、ITフリーランスの方に出会うためには「ITフリーランスはどこで何をしていて、どんな人と仲良くなるのか」をまずは考える。そこから考えられる場所や人を逆算して動いていくことで、営業で出会いたい人とは必ず出会えます。
また、僕のチームは「補い合う」精神を大切にしています。
結束力が強くいつもチーム単位で動くことが多いのですが、そうすることで、人によって「出会いの場を見つけることは得意だけど、対面のトークが苦手」「仲良くなることは得意だけどクロージングが苦手」といった得意不得意の分野がありますよね。それをチームメンバーで補い合うことができ、みんなで成果を上げることがしやすくなるんです。
それを続けているので、うちのチームは結束力もありつつ、お互いの個性を尊重する文化が根付いているんだと思います。
04/仕事だけでなく、人生の夢や目標を叶えるためのテックビズ
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── 長年テックビズにいる小野さんから見て、テックビズにはどんな人が合うと思いますか?
当時から今まで変わらず、テックビズのメンバーのモチベーションの根底には「テックビズを使って自らの人生をいかに切り拓いていくか」という意識があるような気がしています。
働かされている感覚ではなくて、人生の夢や目標のために受け身ではなく主体的に仕事をしているのがかっこいいんですよね。
一方で、人の人生に向き合うビジネスとして、人を第一に考える中島さん(代表)の思想や考え方に共感できることも重要だと考えています。自ずと組織を構成するメンバーも、一緒にいて気持ちの良い人や他人を思いやれる人が入ってくるし、そういう人が長く居続け、このカルチャーが作られていると思います。
だからこそ、自らの人生と仕事に責任を持てる人が活躍できるのではないでしょうか。
── テックビズの魅力と、課題に思うことがあれば教えてください。
魅力は、なんといってもこのテックビズという組織と文化ですね。
誰にでも平等にチャンスがあって、なおかつ目標を達成しやすい仕組みになっているんです。仕事に真摯に向き合うことが、大きな結果を生み出し収入も増え、人生の目標や叶えたいことに一歩近づくことができます。
一方で、こういう仕組みと集まる人の特長もあって「仕事から自分の人生を見る」のではなく「自分の人生のための仕事」という捉え方を多くの人がしています。そうすると会社全体としては、個人事業主の集まりのようになり帰属意識や横のつながりが弱くなってしまうのは課題かもしれません。
僕もそこは意識して取り組むべきだと思っています。他のチームと積極的にコミュニケーションを取り、社内の多様な成功パターンを見せることは、チームメンバーの成長につながりますので、横のつながりを作る機会を増やしたいですね。
── 今後の小野さんが目指すものはありますか?
誰もが成果を出せる仕組みを作り、私のチームから1人でもコンサルタントとして輝くメンバーを輩出したいですね。この人だからできるんでしょ?ではなく、みんなが可能性を感じられるようなチームづくりをしていきたいです。
専門的な業界知識がなくても、熱意を持って取り組めば成果につながるし、家族やプライベートを犠牲にすることなく、自分なりのライフスタイルを成し遂げられるのがテックビズの素晴らしいところ。このことをみんなに伝えたいんです。
それには、チームメンバーを身内のように深く理解し、自分のことも深く理解してもらうことが大事だと思います。仕事だからつながっているという関係性も否定はしないですし、多様化する今の働き方の感覚には、その方が合っているかもしれない。でも僕は、たとえ出会いが仕事の場であっても、相手と密に関わっていきたいんですよね。
いくらお金と時間があっても、一緒に楽しく過ごせる仲間がいないとつまらないですよね。だから、その仲間と仕事も一緒にしている、そんなチームでいたいです。
05/おわりに
終始、「私は全く大した人間ではないですから」と話されていた小野さん。
しかし、結果が出なかった時代の視点も持っているからこそ、誰もが輝けるテックビズのビジネスモデルに深く共感し、人の可能性を広げるチーム作りに人生をかけて取り組めるのではないでしょうか。
社内一仲の良いチームができたのは小野さんの、関わる人の人生に心から寄り添うマインドがあってこそだと感じられました。
テックビズには、まだまだ熱い思いを持った方がたくさん活躍しています。次回の「TECHBIZ STYLE」もお楽しみに!
また、会社についてより詳しく知りたい方は下記の採用ページをご覧いただき、カジュアルにお話しさせていただけると嬉しいです。
▼テックビズ 採用サイト
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