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価値を創造する人事を目指して/人事部佐藤の思い

「TECHBIZ STYLE」では、株式会社テックビズで働く仲間を紹介しています。テックビズで活躍するメンバーは、どんな理由で参画を決め、どんな思いで働いているのでしょうか。

今回は、テックビズの人事として活躍している、佐藤佳伴さんのインタビュー記事をお届けします。

佐藤佳伴(Keisuke Sato)/ 人事

東京都出身。大学卒業後、総合商社である双日株式会社に新卒入社。大手SPA企業の生産/物流戦略構築や生産DXを推進した後、子会社である双日ファッション株式会社へ出向。その後、株式会社リクルートキャリア(現リクルート)に入社し、セールス部門にてMVPなどを複数受賞した後、ECショップ作成サービスを運営するBASE株式会社の人事部門を経て、2024年5月よりテックビズに参画。


01/好奇心旺盛な学生時代から始まる挑戦の日々

—— どんな学生時代を過ごしてきましたか?

僕にない感覚や感性・知識・経験を得るということに貪欲な学生だったと思います。

小さい頃から親の影響で自己表現の1つとして洋服が好きだったこともあり、大学に行きながら服飾の専門学校をダブルスクールで通ったり、海外文化と日本文化の違いに興味が湧いたことから海外留学に行ったり、興味が湧いたモノ・コトへの行動力はあった方だと思います。

—— 服飾の専門学校ではどのようなことを学んでいたんですか?

当初はファッションデザイナーになりたいという夢があったのですが、芸術性の高い作品を生み出す大変さや、それを継続する辛さを痛感し、挫折しました。

一方で、業界という大きな枠組みへの興味関心は新たに生まれました。特に、閉鎖的かつ古い慣習が根付いていて、IT化やDXが進んでいない当時のファッション業界だけでなく、物流業界やIT・Web業界等、さまざまな業界構造に強い興味を持つようになり、結果的にその後のキャリアにも影響することになります。

—— ファーストキャリアはどのように選ばれたんですか?

大学では、国際政治観点から日本文化と海外文化の独立性担保と融合のバランスに関して学んでいたので、海外市場にも接点を持てる環境で働きたいと思っていました。

そこでファーストキャリアでは、さまざまな業界構造を学べる環境かつ、海外市場にも接点を持つ環境を満たした企業で働きたいと考え、商社領域を中心に就活を進め、最終的には双日株式会社への入社を選びました。

—— 入社された商社での仕事はいかがでしたか。

多くの部署がある中で、幸いにも繊維製品も扱うリテール事業部に配属となり大手SPA企業を担当していました。新素材の開拓や生産背景構築、物流DX、生産工程や生産現場(工場)のDXプロジェクトなど、さまざまなことを経験させてもらいました。

—— そこから子会社に出向されますが、経緯はあるんですか?

本社での業務を2年ほど経験し、大手SPA企業と相対するなかで、業界とのつながりは強く感じていたのですが、業界を支えている感覚は持てていないなと感じ始めたのが大きなきっかけです。

たしかに、当時不況とされていたアパレル業界の中で、一人勝ち状態であった大手SPA企業を担当することでスケールの大きいプロジェクトに関わることはできていました。

ですが、業界不況の煽りを真正面で受けていた大多数のアパレル企業と相対することこそが、業界を支えることに近づくのではと考え、個人運営ブランドから大手メーカーやブランドまで幅広い顧客層を持つ子会社への出向を希望しました。

—— その後リクルート社に入社されますが、入社経緯とリクルート社での仕事を教えてください。

出向した子会社では、業界不況の煽りを受けて潰れてしまう企業やブランドが毎月のように発生したり、働きたくても働く家を失ってしまう従業員を目の当たりにしたりと厳しい現実に直面する毎日でした。

「業界を支えるんだ」という無計画でありながらも熱い思いを持っていた僕は、目の前の大切な会社・組織・人さえも支えることができていないことに気づき、自己成長実現の必要性を強く感じたため、転職を考えるようになりました。

さまざまな企業を受けるなかで、新たな価値創出や変革推進へのバイタリティーが組織レベルで浸透し体現していると感じたリクルート社への転職を決めました。

リクルート社では、HR領域に在籍し、5年の在籍期間のなかでインターネット領域を中心にさまざまな領域の企業へのHR支援や社内プロジェクトの推進、メンバー育成などを担当しましたが、特に人・組織・事業の成長を実現するプロジェクト推進を多く経験できたことは今につながっていると思います。

また、意思の強い個々が融合することで意思の強い組織やチームを作り出し、会社や世の中にイノベーションを起こしていくという「人・組織が世の中を変えていける」ことを身をもって体験できたのも大きいと感じています。

—— その後、テックビズに参画されるまでのキャリアを教えてください。

リクルート社を卒業した後は、個人ブランドの可能性を感じ、ECショップ作成サービスを運営するBASE社に人事として入社し、自社の採用業務や採用ブランディング構築、組織設計、各事業部の評価・ミッション策定など、のHRミッションに携わりました。

02/経営人事への挑戦のきっかけとなったテックビズとの出会い

—— その後、どのようにテックビズと出会い、参画を決められたのでしょうか。

BASEでフリーランスエンジニアの採用活動をしていたときに、テックビズの法人営業を担当する三澤さんがテックビズフリーランスの営業をしてきてくれたんですよ。

三澤さんとのミーティングのなかで、ITエンジニアだけではなく、人事フリーランスと企業をつなげる事業(HRBIZ)をやっていることを知り、HRBIZのユーザーとして他企業のHR案件に複業で入ることになったのがテックビズとの最初の出会いです。

そこから、当時テックビズの人事責任者をしていた藤村さんにお声がけいただき、BASEで働きながらテックビズの人事チームに複業で参画するようになりました。

—— 2024年5月からテックビズに正社員としてフル参画することになったと思いますが、どのような理由で参画を決められたのでしょうか?

テックビズに参画を決めるタイミングで、実は転職活動も行っていました。テックビズを受動的に選択するのではなく、納得度高く自身のキャリアを選択したかったからです。その際に、自身のストレッチポイントとして2点を設定していました。

1点目は、全社成長に直結するHRミッションを抱え、経営・事業視点からHR施策を生み出すこと。2点目は、課題解決型の行動スタイルから価値創出型の行動スタイルへの転換です。

人・組織・事業、全てが成長・拡大フェーズであるテックビズの環境だからこそ、経営・事業視点を持ち、良い意味で一般的な人事の範疇を超え、HR領域に留まらない思考・行動が求められる点に魅力を感じ、テックビズへの参画を決めました

—— 実際にテックビズに参画してからはどうでしたか?

もともと業務委託で参画していたので、環境のギャップなどはなかったですね。改めて感じたことは、組織全体がチャレンジ精神に溢れていること。会社をよりよくするためにどのポジションのメンバーであってもオープンに意見を発信していて、一体感を感じたことは印象的でした。

—— 現在、テックビズで行っている業務について教えてください。

入社後、特に注力しているのは、人事制度や組織構築、福利厚生領域です。

人事制度では、直近評価制度のアップデートや新等級導入、表彰制度の導入など、組織構築では、将来的な組織力向上や運営効率化を目指した組織再編、福利厚生では、雇用形態での壁はなく、テックビズで働く全てのメンバーが働きやすい環境を作る事を目標に新制度の導入を模索しています。

03/市場価値は自身で創造する、テックビズだからこそ実現出来る事

—— 佐藤さんは大手企業でのキャリアが長いと思いますが、大手企業の環境と比較してテックビズの環境をどのように捉えていますか?

よく言われることかと思いますが、自身の業務や推進しているプロジェクトの影響の大きさや結果を、短いサイクルで肌で感じられる点にあると思います。

また、大手企業に在籍していたときは、目標を与えられ、適切な課題設定を行い、秀逸なプロセス設計を敷いた上で、高い成果を残すことにやりがいを感じていました。

一方で、テックビズでは自身や部の目標を考えることから始めるため、成果のその先にどのような付加価値を生み出せるのかを強く意識するようになり、やりがいを感じる部分が変わったように感じます。

どちらが良い悪いはないと思うのですが、僕にとっては成長の手触り感があり、会社の成長を創っている感覚を持てる今の環境の方が向いていると思ってます。

—— テックビズのおすすめのポイントはどんなところでしょう?

主には3点あると思っています。

1点目はどのポジション、どのレイヤーであっても経営課題や事業課題に向き合える点です。たとえば、部門横断ミーティングの定期的な実施など、経営・事業・組織、あらゆる運営がスモールチームかつ、横断的に行われています。また、各部署で推進されているプロジェクトの多くがそれらの成長に直結しているため、自身の業務による影響を肌で感じたい方や、成長の手触り感を求めている方にはおすすめの環境だと思います。

2点目は、各メンバーに大きな裁量権が委ねられている点です。業務推進における裁量権だけではなく、目標設計や戦略設計等の上流工程でも裁量権を持てる点がテックビズの大きな特徴かと思います。

最後は、社内で自身のキャリア・スキル成長を実現できる点です。テックビズでは、メンバー個人のキャリア成長に柔軟な考え方を持っています。手を挙げれば自身の職域以外のプロジェクトにも関わることができるため、社内で自身のキャリアやスキル開発が目指せる点もテックビズならではの特徴だと思います。

—— 最後に、この記事を読んでいる方に一言お願いします。

テックビズは、「働き方を変え、世界を変えていく」ことを目指し、フリーランスという国内ではまだ浸透していない働き方を当たり前にすることで、働く人と企業の双方に新たな価値を提供するという国内の労働市場を一変するポテンシャルを秘めた難易度の高い目標を、一丸となって目指しています。

「自分自身が世の中に対して、マーケットに対して、会社に対して何を成し遂げられるのか」を追求し体現できる環境なので、そのようなことにモチベーションが生まれる方はぜひご一緒したいと思っています。

04/おわりに

テックビズには、会社のスローガン実現のために、チームと会社の発展に尽力する素晴らしい仲間がたくさんいます。次回の「TECHBIZ STYLE」もお楽しみに!

また、会社についてより詳しく知りたい方は下記の採用ページをご覧いただき、ぜひ一度お話しさせていただけると嬉しいです。

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