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【技術教師旅】大和ハウス工業 総合技術研究所
日本全国の科学技術博物館を制覇しよう!!
奈良にある大和ハウス工業総合技術研究所に行ってきた。内部の写真撮影は禁止されており、写真での紹介ができないのが残念だが、完全予約制で案内係の方がついてくれるので、とてもいい勉強になります。
1番興味深かったのは、『世界の環境共生住宅』の展示スペースです。世界の伝統的建築を研究している大和ハウスだから作れる、伝統建築の精巧な模型が展示されています。
モンゴルの遊牧民が暮らす『パオ』は、実際に使われていた物が展示されており、中にも入ることができました。室内が赤い装飾が施されており、とても美しいです。冬場はとても寒くなるので、床下に羊のフンを敷き詰めて発酵熱床暖房で暮らしていたようです。(匂いは大丈夫なのだろうか?)
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アメリカ中西部のアナサジ族の集落『プエブロ』は断崖の窪みに集落が作られており、昼間の強い日差しを遮り、強風や敵の攻撃を免れることができるようになっている。
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各国の様々な外部環境による、住まいの違いが比較できてとても面白いです。
(現在建築は規格化されてしまい、どこに行っても統一感のある建物になっている。その土地土地にあった建物がもっと出てきたらおもしいのに。。。)
その他、『テクノロジーアーカイブ』として、大和ハウスのこれまでの歴史や最新のテクノロジーが展示されています。実験のような形で効果を体験できるコーナーもあり、とても良い勉強になりました。
「中学生が一人で見学に来ることもある。」と案内係の方が言われていました。
日常生活に密接に関連している建物のことを知りたい方は、是非とも見学に行ってみてください。
【大和ハウス工業HP】
https://www.daiwahouse.co.jp/lab/