アレルギー物質を減らした卵
卵のアレルギー物質は複数あり、このうちオボムコイドという成分だけは加熱してもアレルギーを起こす性質が残る。卵アレルギーの人でも食べられる卵を作るには、オボムコイドを何らかの方法で取り除く必要があった。
広島大では、独自で開発したゲノム編集技術を使って作り出したニワトリから、食物アレルギーの原因となる特定のたんぱく質が含まれない卵を産ませることに成功した。遺伝子を変化させるゲノム(全遺伝情報)編集技術を活用した。加熱すればアレルギー物質をほとんど含まなくなり、卵アレルギーの人でも食べられる可能性があるという。
『参考資料』
https://www.hiroshima-u.ac.jp/research/now/no14
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