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新細菌

東京大学は深海の熱水が噴出する場所にある岩石から新しい細菌を発見した。細胞内に磁石を持ち、コンパスのように地磁気を感じて回転する「走磁性細菌」の一種だという。

深海の熱水噴出孔は地熱で熱くなった水が噴出し、生物に欠かせない水と有機物が豊富に存在することから、生命が誕生した場の有力候補の一つとされている。新発見の細菌を手がかりに、宇宙で生命が誕生したナゾに迫れるとみている。

深海底の岩石内部から発見された走磁性細菌は始原的な特徴を有するため、初期生命の生態や進化の理解につながると期待される。

『参考資料』

https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2023/8498/

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