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#車

車の補器類の進歩 パワーウインドウ

車の補器類の進歩 パワーウインドウ

 パワーウインドウ(PW = power windows)登場以前は、ウインドレギュレーターという、手回し式ハンドルで窓ガラスの上下をしていた。幼い頃、車に乗って誰が1番早く窓を開けられるか、競争していたのを思い出す。

 それよりもっと昔は、引き違いのガラス板をスライドさせていたようだ。

 PWが登場した当初は、PWスイッチは、全ウインドウを操作する集中スイッチが運転席のダッシュ内に設置された

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折り畳み自動車「Jo-Car」

折り畳み自動車「Jo-Car」

折り畳み"自転車"ではなく、"自動車"です!!

株式会社DOKEは、折り畳み式電気自動車「Jo-Car」のプロトタイプの動画を公開した。

試作品の開発が着々と進んでおり、ナンバープレートを取得して、公道でのテスト走行段階に入っている。

都市部での駐車スペース不足や渋滞といった課題を解決するために設計。折りたたむと、車両の全長を50%以上縮小し、家に持ち帰ることができるように、スーツケース大に

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車はタッチパネル!?それとも物理スイッチ!?

車はタッチパネル!?それとも物理スイッチ!?

テスラ車が車内のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)をタッチパネルに集約したことから、各社ともに車内のタッチパネル化だったが、ここにきてに物理スイッチが改めて見直され始めた。

タッチパネルは、先進性やスイッチを組み込まない分、製造コストも低減できるメリットがある。しかし、車を運転しながら、操作する場合、どこを押しているかが分かりにくく、誤って違う操作をしてしまうことも多い。

『欧州新

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自動運転車と人が運転する自動車の事故率

自動運転車と人が運転する自動車の事故率

米国カリフォルニア州の自動運転車(2100台)と人間が運転する車(3万5133台)の事故のデータを比較分析する研究が行われています。
その結果、車線中央付近での走行を維持すること、交通の流れに適応することなど、日常的な運転作業を実行する場合には、自動運転車の方が一般的に安全で、事故が発生しにくいことが明らかになった。また、自動運転車の追突事故のリスクは、人間が運転する車の約2分の1、側面衝突事故の

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防氷装置

防氷装置

飛行機は他の乗り物にくらべて非常に厳しい環境にさらされます。氷点下の雲の中やマイナス80℃にもなる1万メートル以上の高度になると着氷が起こりやすいため、防氷装置が装備されています。
ウィンドヒートは車の後部窓ガラスにもついていますが、構造と目的が異なります。
【車の窓】
電熱線ヒーターが内蔵されていて内側のくもり止めをします。
【飛行機】
窓の全面をほぼ透明な伝熱ヒーター層でおおい、主に外側のガラ

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シビックタイプR

シビックタイプR

(問題)
2022年に発売されたシビックタイプRは、タイヤの性能向上や、見栄えを良くすることを目的に、大径化させるのが主流な中、あえてタイヤサイズを20インチから19インチに小さくして発売した。
なぜ、タイヤサイズを小さくしたのはなぜだろう?正しい項目を選択してください。

①気まぐれ
②軽量化
③コスト削減

(答え)

タイヤを小径化することで、タイヤとホイールを併せた重量が軽くなるという。

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トヨタが作る車椅子”JUU”

トヨタが作る車椅子”JUU”

世界に誇る日本メーカートヨタが、車椅子にその技術力を注いだ。JUU(ジーユーユー)

デザイン性は、車を思わせシートやフレーム構造、従来の車椅子のイメージとは違う。

機能面でもスマートフォンで、乗っている人の姿勢制御ができたり、階段を登るモードへの切り替えができる。まるで変形ロボのようだ。

駆動部には、デンソーのパワーユニットが使われている。

電気自動車が普及すると、自動車業界は苦しくなると

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表情から感情を読み取る技術

表情から感情を読み取る技術

交通事故ゼロを目指し、車業界では人間センシング技術の研究が進んでいる。

表情やしぐさからイライラなどの感情を認識することで、ドライバーの状態を見守るという。ビッグデータで学習させたAIがドライバーの表情を数値化し、普段と違うなどの異常を検知したり、イライラなどを検知した場合は、音や香りでリラックスさせるなどの機能を考えているようだ。

『参考資料』

https://car.watch.impr

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