【旅】有給休暇は何をしよう?こんな時こそ旅にでよ!#5(最終回)
朝から源泉掛け流しの足湯に入ることができる幸せ
あっという間に最終日になりました。朝7時と社会人になったことで比較的朝方の生活をできるようになった私は朝7時ごろに目覚ましいらずで起きれる体になってしまいました。
朝起きて目の前には源泉かけ流しの足湯です。足湯に入りながら朝日を浴びて最高の一日の始まりです。普段、東京の六本木というコンクリートジャングルの奥地に生息している私ですが人間とはこうあるべきだなんて思ってしまうぐらいにはいい朝です。
自然に必然と多く触れることができる地方では、居心地のよさみたいなものを感じます。もちろん東京ほど娯楽もないですが、より人間味あふれる生活ができる気がします。なんてことを考えながら、30分ぐらいぼーっと足湯に入っていました。
ということで最終日の予定は
霧島温泉に入る
美味しい昼食をとる
桜島に上陸
無事に家に帰る
と朝から予定を決め早速移動していきます。
田舎だからこそある究極の温泉
霧島温泉を皆さんは知っていますでしょうか。鹿児島県霧島市は温泉地として有名で、多くの源泉が存在します。今回はその中でも霧島ホテルの霧島温泉に行ってきました。調べてみると、坂本龍馬が新婚旅行の際に訪れたという有名な温泉です。
霧島市の中心地から車で約40分程度でしょうか、霧島温泉は山を越えた先にあります。
鹿児島中央駅などにもポスターが張っており大きな温泉施設だということは一目瞭然のいい感じの場所です。
お値段も1500円ほどだったかと思います。
そして何よりすごいのがこの温泉、フリーエリアが存在するのです。
フリーエリアとはいったいなんぞやとなると思うのですが、こちら混浴のスペースになります。
そうです。源泉かけ流しの温泉施設でありながら混浴ができるのです。またまた水着の着用が必要なのでしょうと思っている方、水着着用禁止です。
そう、裸です。もちろん女性の方はバスタオルを体に巻いて入浴することが可能なのですが、このような温泉未だに存在していたとは。都内には何があっても存在しない温泉だったので不覚にもテンションが上がってしまいますね笑
とは言いつつ、実は温泉についたのが営業開始時間11時に前につきさすがの一番乗りで30分ほど圧倒的に広い温泉を友達と二人で貸し切り状態で使うことができたのでこれはこれで最高でした。
この度最後のうまい飯
この度最後に選んだのは黒豚の特上とんかつです。
まさに圧巻の太さ、脂身、柔らかい肉。何にもなくてもうまいとはまさにこのことです。
そして、自分たちは年を取っていることに気付かされました。非常に美味しいとんかつなのですが、脂身が重いと感じてしまいました。脂身も甘くて美味しいのですが、少し食べただけで重くなってしまいごはんお替り無料にもかかわらずお替りができませんでした。
この日はフライトのためにも18時発の鹿児島中央駅発の高速バスに乗るためどんどん進んでいきます。
ついに桜島に上陸
桜島にいつかは行きたいと思っていましたが、このタイミングで行くことができてよかったです。こんなにも活動している火山は日本でも少なく、いったいどのような感じか見ることができました。
ちなみに桜島に何かあるのかなと思って検索したのですが、正直マジで何にもなかったです。
しかし、展望台と雄大な景色。そして有名なフェリーとうどんを見ることができたので満足でした。
旅は家に帰るまで
旅は家に帰るまでが旅です。といっても本当に帰るだけでした。
鹿児島中央から高速バスに乗り鹿児島空港へ、そして鹿児島空港から羽田に飛びました。
本当に何の問題もなく帰路に就くことができました。
今回の旅では、思っている以上に地方の強さを思い知ることができました。
最近の世の中は一極集中で東京に仕事が集まり物価が上昇し、賃金はあまり上がらない世の中です。正直、東京の給料のいい会社や起業してサービスを軌道に乗せることができるとお金に余裕があり、比較的裕福な生活が送れると思います。
ただそれと同時に、自然や価値観というものに触れる機会が少なくなり少しずつ偏りが生まれるのではとも最近思っていたりします。
もし結婚して家を買うとなっても関東では高くて狭い家になってしまう。安くて広い家はやはり少し都心から離れないと買うことができません。
東京ではお金さえ払えば美味しいごはんを食べることはできますが、地方では新鮮で美味しい食材を安い価格で食べることができます。
地方の良さは思っている以上に存在しており、リモートワークなどで一定の水準のお給料をしっかり得る体制があるのであれば地方で生きていくのは非常にいいのではと感じました。
屋久島などにはいく機会がある人は多いと思いますが、一度でいいから鹿児島をめぐってみると非常に聞こう穏やかで住み心地がよさげだとわかるので、是非皆さん行ってみてください。