最近の記事
【読書】わからないことを、もっと大切にしたい──『弱さの思想』『「雑」の思想』『「あいだ」の思想』(高橋源一郎・辻信一) [後編]
高橋源一郎と辻信一が10年に及ぶ共同研究を通じて培ってきた思想をまとめた三部作。三冊全てが対談形式となっており、一冊あたり200ページ強のボリュームのため読みやすい。私個人としても、これまで社会に対して抱いてきた違和感や問いが言語化されており、とても多くの学びと含蓄に満ちた本だった。私にとって、恐らくこの本からの学びは今後の人生を送る「あいだ」のよすがのようなものになるように感じた。 具体的な中身はぜひ実際に読んでいただきたいが、このエントリでは各本からの気づきや感想、抱いた
【読書】複雑なものを複雑なままにしておきたい──『弱さの思想』『「雑」の思想』『「あいだ」の思想』(高橋源一郎・辻信一) [中編]
高橋源一郎と辻信一が10年に及ぶ共同研究を通じて培ってきた思想をまとめた三部作。三冊全てが対談形式となっており、一冊あたり200ページ強のボリュームのため読みやすい。私個人としても、これまで社会に対して抱いてきた違和感や問いが言語化されており、とても多くの学びと含蓄に満ちた本だった。私にとって、恐らくこの本からの学びは今後の人生を送る「あいだ」のよすがのようなものになるように感じた。 具体的な中身はぜひ実際に読んでいただきたいが、このエントリでは各本からの気づきや感想、抱いた
マガジン
記事
【読書】強さと弱さの二項対立を超える──『弱さの思想』『「雑」の思想』『「あいだ」の思想』(高橋源一郎・辻信一)[前編]
高橋源一郎と辻信一が10年に及ぶ共同研究を通じて培ってきた思想をまとめた三部作。三冊全てが対談形式となっており、一冊あたり200ページ強のボリュームのため読みやすい。私個人としても、これまで社会に対して抱いてきた違和感や問いが言語化されており、とても多くの学びと含蓄に満ちた本だった。私にとって、恐らくこの本からの学びは今後の人生を送る「あいだ」のよすがのようなものになると感じた。 具体的な中身はぜひ実際に読んでいただきたいが、このエントリでは各本からの気づきや感想、抱いた思い