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【ソーシャルシステムデザイン学部】クリエイティブなイノベーションをクリップする!、略して「クリクリ!」#31

ムサビが提言した謎な「クリエイティブイノベーション学」「クリエイティブリーダーシップ学」という新たな学問分野。
「これらを理解するには下記のキーワード周辺を勉強しなくちゃいけないんだろうなあ・・」と手羽が思い、直接・間接的に関係しそうだと感じた記事や本、イベントなどを紹介しています。

「創造的思考力」「クリエイティブ思考」「クリエイティブビジネス」「クリエイティブテクノロジー」「クリエイティブヒューマンバリュー」「サービスデザイン」「ブランディング」「デザイン経営」「ビジョンデザイン」「ソーシャルデザイン」「Iot、AI」「UXデザイン」「高度デザイン」「起業・スタートアップのプレイヤー」「クリエイティブマネジメント」「先端メディア表現マネジメント」「事業開発プロジェクトリーダー」「地域プロジェクトプロデューサー」「Society 5.0」「共創」「ダイバーシティ」「コワーキングスペース」「プロトタイピング」「オープンイノベーション」「新たな働き方」

名付けてクリエイティブなイノベーションにはどういうものがあるかクリップする、略して「クリクリ!」シリーズ。前回8月17日以降の気になったものをクリクリ!
「手羽が思った」なので全然違うのかもしれないけど、「これはクリエイティブイノベーション的」「違う」なたたき台の存在にもなれば。

*「手羽美術大学★」で連載してるクリクリ!を、2021年からnoteで書くことにしました。この記事は2020年に書いたものを移行したものです。

最初は大学や教育に関するものをまとめて。
手羽が最近気になってるものだとこちら。

令和3年4月に開学予定の叡啓大学(仮称)。「えいけい」と読みます。
なんせできる学部が「ソーシャルシステムデザイン学部 ソーシャルシステムデザイン学科」ですからそりゃ気になります。
開学に先立ち、客員教授予定者と学長予定者との対談シリーズが実施されてて、第4回はタマビの深澤直人先生。
ちなみに第1回はやはり客員教授予定者の山口周さん。

タマビといえば、

多摩美術大学クリエイティブリーダーシッププログラム(TCL)が8月21日(金)から2020年度第二期(2021年1月〜3月)の募集を開始しました。
TCLについてはこちらをご参考に。


●⽇時:2020 年9 ⽉6 ⽇(⽇)13:00-17:40
●主催:X デザインフォーラム、X デザイン研究所
●協⼒:⽇本デザイン学会PD 研究部会
●参加費:⼀般2000 円、学⽣1000 円、X デザイン学校2020 年度受講⽣(無料)
●プログラム概要
□はじめに13:00-13:05 ⼭崎和彦(X デザイン学校、武蔵野美術⼤学)
□第1 部 メディアサイエンスXデザイン 13:05-14:30
 ・「融けるデザイン2020」渡邊恵太(明治⼤学准教授)
□第2 部 ⽂化⼈類学Xデザイン 「中⼼無きデザインをどのように実践するか」14:40-16:10
 ・「多元的世界におけるデ=デザイン(仮)」上平崇仁(専修⼤学教授)
 ・「⼈類学者からデザインはどう捉えられるか(仮)」中村寛(多摩美術⼤学准教授)
 ・ディスカッション(上平、中村、⼭﨑)
□第3 部 経営学Xデザイン 16:20-17:40
 ・「サービスデザインを経営学という視点から考える」⼭縣正幸(近畿⼤学教授)
 ・「⽊村⽯鹸の事例」⽊村祥⼀郎(⽊村⽯鹸⼯業株式会社代表)
 ・ディスカッション(⼭縣、⽊村、⼭﨑)

文化人類学とデザイン、経営学とデザインの関係。すんごく面白そう。


手羽が前から気になってるMONO-COTO INNOVATIONの2020年最終プレゼンが昨日ライブ配信されました。コロナの影響で全てオンラインでの開催となりましたが、250名以上のエントリー、かつ海外からもエントリーされるというオンラインでのメリットも。
もちろんテーマは「Withコロナにおける困りごとを解決するモノ・コト」

●日時:2020年9月14日(月)18:30~20:30
●場所:オンラインで開催(Zoomウェビナー)
●主催:東京都
●参加費:無料
●主な参加対象:全国のスタートアップ、企業、大学・研究機関等、業界・業種問わず広域連携を目指す団体や個人

業種・業界・地域を超えて挑戦するスタートアップを支援する「NEXs Tokyo」事業“コミュニティスペース”のオープンを記念して、オンラインイベントを開催。
基調講演はAPUの出口 治明学長。

OECDが世界各国の15歳を対象に実施している学習到達度調査(PISA)で、日本の子どもの学力は高いのに、「自己肯定力」や「大きなことをやろうという大志」が世界平均より低い。

この記事を見て脅威を感じなかった大学関係者はいないでしょう。



ドイツのハンブルグ美術大学が研究と称し、“何もしない学生”を同国内で募集。1900ドル(約20万円)の奨学金を約束。最も優れた「何もしない」方法を提案した3人の学生を選び、各々だらけた生活スタイルを続けてもらうそう。

「デザイン思考」の知見を備えた専門人材を今後3年間で1千人育成していく。

日立さんから献本いただいたのがこちら。

京都大学と日立製作所が「ヒトと文化の理解に基づく基礎と学理の探究」のため設立した日立京大ラボが、人口減少やシンギュラリティといった社会的課題解決に、本源を問う「大学の知」がどのように役立つかを探索するプロジェクトの成果。気合いれて読みます!

てなわけでここから新技術や考え方などを。

食と農の民主化を目指すプランティオ株式会社が、いつでもどこでも野菜栽培をはじめられるサービス「grow」から、野菜栽培に必要な6つのセンサーを搭載したアグリセンサー「grow CONNECT」を開発。クラウドファンディングで先行発売されたらなんと目標金額833%達成。


アジア初の治療用アプリである「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」が厚生労働省より製造販売承認(薬事承認)を取得。気になってます・・。



無印良品は掃除というごく普通の営みに、暮らしの背景を整える無印良品を重ね合わせ、自分たちの在るべき姿を再考するヒントを探しに世界中の掃除を採集。目の付け所が無印さんらしい。

最後は美大ネタまとめで紹介するか迷ったネタ。

せんとくんをデザインした籔内佐斗司さんのコメント。

「せんとくんのデザインに嫌悪感を抱いたひとがいたことを否定するつもりもありません。私たちアーティストは、自分の創作物が好き嫌いで判断されるのは当然のことであると了解しています。ただし、好き嫌いの個人的感情を、善い悪いの社会的問題や倫理的問題にすり替えて見当違いの批難をされた場合は作家生命をかけて毅然として反論します」

この「好き嫌いは当然あるが、それが人格の否定や正義か悪の判断にはならない」というのも美術を通した本質的な学びかもしれません。

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