どす黒い視点から
北角さん 解放
本当によかった。
と言えない現状
暴行は受けなかったとの言葉を聞けたことは、本当に安堵しました。
1度目の拘束時、ヘルメットをバンバン棒で殴られたとの日本ジャーナリスト協会の話…ヒヤヒヤしましたから。
(北角さんの私物はわかりませんが、ミャンマーでよく売ってるヘルメットは意味ないくらい薄いので)
ご本人の無念さを皆じりじりと感じつつニュースを聞く…
無事帰国。
いえ、国外追放。
ポーランド人記者の前列もありましたから、軍の目論見がそれだろうとは思われていました。
国際社会から、悪行を見えにくくする
まずそれ。
第2に、身代金
今回 日本は身代金という名目でお金を動かしてはいません。
では昨今の風潮にのっとって、テロリストの脅威に屈しない姿勢を示したのか。
違いますね。
北角さんの解放と同時に報道された日本の「人道的支援」。なぜ今というタイミングで更新された日本財団 会長のブログ。北角さんと入れ違いになるかのようにミャンマー入りした日本ミャンマー協会の会長。
政治家 大企業取締役が名簿に名を連ね、政界と切っても切り離せないこの2団体。
そして、同時期に、ホームページから消えたその名簿。
つまり政府は、察しろと言っているのだろうか?
何なのか。
もう諦めろと?
私は、物心ついたときからずっと、社会というものがわからない。
日本政府がミャンマー国民に寄り添うのか、ひとまずもう一つの来たる判断材料は、
国連でNUGの大使と軍の大使、どちらをミャンマーの正式な大使として支持するか
が近々審議される件。
もう、母国の批判記事を書かなくて済みますように。
(NUG : 去年11月の選挙で当選した議員らと、少数民族からの代表らにより樹立された新政府。国軍はその選挙に則った国会が開かれようとした当日、クーデターを起こした(軍政党は選挙で大敗していた) )
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北角さん帰国後のコメント
(もうホテルに直行させてあげて。休ませてあげてと思いますよね)
"「人道的支援」"
日本財団 会長ブログ
日本ミャンマー協会 会長、ミャンマーへ
クーデター直前の同氏の動き
ミャンマー国軍と日本政財界
日本財団 会長ブログは、じゃあ今は何も言えないけど、まぁ非公式外交の部分なんだろうし、悶々としてるって言っているし頑張ってくれてるという意味なんじゃないの?と思う方もでると思います。
でも、なぜミャンマーの総選挙の管理に携わった団体の会長である彼は、クーデター発生から3回しかブログでミャンマーについてふれないのですか?なぜ今回が初めての胸中告白であり、1回目2回目はクーデターの「解説」だったのですか?
なぜ、ちょっと良い小話を連発する暇に、ミャンマーで亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますと、一言書かなかったのですか。
ODAはWFP世界食糧計画から直接 貧困エリアに食料として供給されるとのニュース( https://ja.wfp.org/news/miyanmanopinkundoushinojunquniokeruguolianwfpnojieduiceheribenkaraxintanazhiyuan ) がありますが、何分の1、何十分の1しか届いていないんだよ…というのは世界でよく聞く話ですよね。
どこの懐に入ったのやら、
ミャンマーにおいても、
心配する必要があると思いませんか?