本日のおすすめ『北島康介』 ~整体師の「これやっといて!」⑧~
寝ている時に、あ、脚が攣りそうだ、と感じることほど腹が括れるものはない、と思っている。もう攣るのがわかっているのに、寝ぼけた頭で止める手立てを考える間もなく、痛みを受け入れる。数秒の息の止まる思いをし、終わった時の解放感は涙が出るほどだ。
なんて、誰でも嫌だと思う、脚が攣るなんて(≧▽≦)
案外解明されていない
足が攣るって、原因が様々なんですよ。
みんな環境も癖も違うからね。
十羽ひとからげにしたくないから整体師はひとりづつ看るのだけど。
その中でも多い原因とは。
歯を治療中の時も起きる
歯医者さんの通院って週1回で1ヶ月はかかると思うんだけど、それは口を開けっぱなしで長時間いると顎が疲れてしまうから小分けにしてくれてるんだけど、そのお陰で通院期間は長くなります。
その期間噛み合わせが変わることがあって、今まで当たらなかった歯と歯があたるようになっていることがある。
そうすると、脚の電圧が変わるんですよ。
これは歯医者さんの学会で発表されている話。
歯医者さんにとっては脚の電圧が変わろうと、歯の治療に影響はないんだけど、整体師としてはあるからね。
筋肉の収縮と弛緩は電気信号によるものなので、歯のかみ合わせで電圧を替えられちゃうと困るの。ほぐしてもダメじゃん、って(≧▽≦)
これは筋肉疲労とか電解質不足の問題じゃなくて、歯の治療が終わらないと、攣ります、という事です。
治療の最中じゃなくて、寝ている時に歯ぎしりやクランチをした時に起きる。攣った後も痛いからね。そこは整体師がケアするのだけど。
けっこう歯医者さん経由での紹介、多いんだから。
よくある電解質不足
汗を沢山かくとミネラルも一緒に流れ出ます。そうすると、体内に足りなくなって、攣っちゃう。
夏によくあるのはこれ。
ミネラル、と一括りにされますが、イオン化してるカルシウムやマグネシウムなどなどで、Ca⁺²とかMg⁺²とか書きます。急に電解質っぽくなりますね。
これらが筋肉や神経の動きを調節しているので、多すぎたり少なすぎたりすることで筋肉が攣っちゃう。
多すぎる時は癌なども疑うんだけど、少ない時は発汗によることが多いので、補給を心がける。OS-1とかおすすめ。
運動をする人は、流れ出るだけじゃなくて、ガンガン消費もされちゃうから、スポーツドリンクはやっぱり必需だな、と思います。
スポーツはしていません、と言う人も汗はかくので、毎日一粒の梅干しを食べてください。クエン酸だけでなく、Na⁺が採れるから。
私はこれ派。
立っても歩いても座っても
電解質は補給してるのに、攣っちゃった、ということもあります。
これは筋肉疲労です。
使っているつもりもないのに、力が入っているひとは、ものすごく、多いからね。
足首は常に直角になっていませんか?
それができるのは前脛骨筋が収縮してくれているからです。
膝から下の、表側の筋肉を、無意識に使っている状態です。
横になっている時も力が入っちゃってることがあります。
入れてるつもりがないので、抜けないんですよ。
さらには足の指まで上がっちゃってる。
これじゃ補給しても消費のほうが勝っちゃう。
夏は補給を心がける人も多いけど、冬は補給を止めちゃうから足りなくなっちゃう。
冬に攣ることが多い人は、これ。
整体院では、すごくみかける。うつ伏せから仰向けに変わった時に攣っちゃったり。
もー、ほぐしたばっかりなのにー、煮干し食べる?って渡しちゃう(≧▽≦)
本日のおすすめ『北島康介を思い出せ!』
北島康介さんというと、ゴールしてガッツポーズをとっているところを思い描く人は多いと思いますが、私はこっちです。
足首が綺麗に伸びています。すごくいい。
バタ足をするときに足首が曲がっていると、ぜんぜん進まないので、水泳をする人は足首を奇麗に伸ばしています。
これを泳いでいない時も、時々気にかけてください。
足の指のグーパー体操がありますが、足首を曲げたまましている人も多いです。まずは足首を伸ばすことから、やっといて。
電解質を補給しつつ、必要のない力は抜いておく。
これが脚が攣らないで安眠できることに繋がります。
足首って盲点だからね。
正座ができない、と言う人の中には、膝には問題がなく足首が伸びないことが原因の人もいます。
足首が伸びると、股関節が硬くても座禅が組めるようになります。
私、なりました(≧▽≦)
すごく喜びます(≧▽≦)きゃっ