「腹八分目に医者いらず」〜6月6日のことわざ日記
6月6日の一言は、
「腹八分目に医者要らず」
はらはちぶんめにいしゃいらず
という言葉です。
【意味】
満腹になるまで食べないで、八分目くらいで抑えておけば健康に良いということ。
【詳しい解説】
お腹いっぱいまで食べるよりも、腹八分目程度に抑えて食べるほうが体には良い。
暴飲暴食を戒めていうことわざ。
【由来・出典】
貝原益軒(かいばらえきけん)著
養生訓(ようじょうくん)
故事ことわざ辞典ほか
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有名なことわざですね。
6月4日の「健康は富に勝る」に続き、健康関係のことわざは、疑問に思うことが少なく、その通りです!と納得してしまうので記事的には少し困ります😅
国語辞典で「腹八分」を調べても、ことわざ通りでした。
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こういうときは由来を辿ろう!ということで、
由来になった貝原益軒の著作をわかりやすくまとめているサイトがありました。
上記サイトより抜粋
からだを保ち養生するのに、きわめて大切な一字がある。
それは「畏(おそれる)」という字である。
畏れるということは、身を守る心構えである。
すべてに細心の注意を払い、気ままにしないで、過ちのないようにつとめ、人間の欲望を畏れ、慎んで我慢することである。
というのは、畏れることは慎みに向かう出発点だからである。
畏れるところから慎みの心がうまれる。
畏れないと慎みもないのである。
根拠がないようなこともあれば、現代でも参考にしたい部分もあり、少し読むと先が気になって、読み進めたくなるような内容でした。
畏(おそれる)ことが大事、と書いていますが、読み進めると、心配しすぎないことも大事だといっています。
江戸時代なんて、生クリームも、バニラアイスもないだろうし、ポテトチップスやとんかつなどはなくて、油物、揚げ物自体あまり食べなさそうなイメージですが、それでもこの時代から腹八分目、という言葉があるんですね。
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「足るを知る者は富む」という言葉を思い出しました。『老子』の言葉です。
知人者智、自知者明。
勝人者有力、自勝者強。
知足者富、強行者有志。
不失其所者久。
死而不亡者壽。
他人を理解することは普通の知恵の働きだが、自分自身を理解することは優れた知恵の働きが必要である。
力が有る者は他人に勝てるが、本当の強さが有る者は自分自身に勝つ。
満足することを知っている者は心が豊かであり、努力を続ける者はすでに志がある。
自分の本来の在り方を見失わない者は長生きをする。死んでもなお本来の自分を忘れない者が本当の長寿である。
食にしろ、幸せにしろ、満足することを知らなければ、砂漠に水を撒くように、あっという間に心が渇いてしまうだろうと思います。
腹八分目で満足する心を持ちたいですね。
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二十八宿は「房(ぼう)」でした。
土曜日に続き、この日も長女の剣道。
級審査を受け、無事2級を合格しました💮
我が家はチャレンジタッチと水泳、剣道を習っていますが、水泳は市が運営している安価な教室です。プロを目指しているわけではありません。
私は、自信を持って特技です!と胸を張れるものがないことが、少しコンプレックスです。
子どもには、できれば中学でも剣道を続けて欲しいです。
段を取れば、稽古を続けてきた自分に自信を持ち、特技として胸を張れるんじゃないかと思っています。
子どもはまだ、そこまでの意義を感じてはいないかもしれませんが。
武道の先生方がみなさん言うんです。
続けることが大切
だと。
書道、花道、茶道も「道」がつきます。
「道」はどこまでも続くもの、腹八分とは相反していますが、どこまでも満足せず、その都度、発見があるのが「道」の面白さなんだろうなと見ていて感じます。
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タイトル画像はみんなのフォトギャラリーから、ご飯の写真にしようと思いましたが、美味しそうなご飯だらけで決められず、かわいい絵にしました。
変なののさん、ありがとうございます😊
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この記事が、みなさまの会話を盛り上げるきっかけになったら嬉しく思います😊
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