自己修復する新しい革?
何も死んだ動物の皮を剥いで作ったものでなくてもいいなあと思う今日この頃、安いし合皮のものを手にすることがほとんどだ。軽いものが多いのはありがたい。
でも、合皮といっても千差万別ピンからキリまでどんどんいろんな素材が開発されているようだが自分が手にするようなものは、そこら辺で売っている安物。好きなデザインでも使い込んでいくとただみすぼらしくなって行くのみ。ケアして経年変化を愛するという気にもなれない。悲しい。好きなものには愛を注ぎたいのに。どこかに、経年変化 経年劣化が美しい合皮がないものかなあ
などと日頃思っていたところnoteを開いたら
という記事の紹介を発見。
素晴らしい。菌糸体 言うなればキノコ的なもので作られる合成皮革はひっぱり強度や風合いが非常に革に似ていることから開発が目指されているもの(もう生産段階?? )なのは聞き及んでいた。
今回のこの記事はその方法で生産したキノコ皮革を自己再生修復できるように処理して再生を確認したもの。素晴らしい。
薄手から厚手、表面の加工もできそう。ただし染色は色を選ぶかもしれない。
夢が膨らむ。長年着て痛んできたから修理に出すと菌糸が増殖するまで三週間かかります とか? しらんけど。
子供に譲る前にちょっと修復かけてから とか。
あ、この傷がついた感じも残してね、とか注文もできる。菌糸レザーの修復は専門店が安心です。とか 自分で菌糸を増やして菌糸レザーの直し方。初心者はバッグから始めよう なんて特集が組まれたり。
このキノコレザーは食品廃棄物から生産できるというし、動物を殺さない上にゴミから生まれるお宝ではないか。
そんな未来 来るのだろうか。来てほしい。