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常時活動【リズム集め】

今回はリズムに着目した常時活動の紹介です。
散歩ジャンケンに引き続き
どの学年でもできると思います。

少しでもリズム習得のために
役立てていただけたら幸いです。

【やり方】

①教員がリズムパターンを
 2〜4個程度用意する。

まずは4拍分がおすすめです。
今回は3つのリズムを用います。

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②児童に上記の3つのリズムから
 1つだけ選んでもらう。
 どのリズムを選んだかは内緒にさせます。

③教師がメトロノームを鳴らし、
 それに合わせて児童が選んだリズムを叩く。
 叩くときは、無言で叩くことを伝えます。
 ここが大切です。

④児童が同じリズムの友達を探し、
 同じリズム同士で集まります。

⑤同じリズムで集まれているか確認する。

⑥着席し、今回使ったリズムを続けて叩き
 活動のまとめをする。

※注意点
この活動をすると、
児童が1人になってしまうことがあります。
そのリズムを1人で叩き続けられたことを
認めてあげてください。


【応用編】

この活動を曲を用いて行います。
私は、『となりのトトロ』
で行うことが多いです。

基本的はやり方は変わりません。
ですが、曲を通じて
何度か叩くリズムを変えます。
リズムを変える時も、
選んだリズムは内緒にしてもらいます。

リズムを変えるタイミングは、
トトロの場合次のような形になります。
あくまで、私がこうしているだけなので、
他のタイミングもあると思います。

①最初〜サビ前
 誰かがこっそり〜となりの

②1番サビ〜2番が始まる前
 トトロトトロ〜間奏が終わるまで

③2番〜2番サビ前
 雨降りバス停〜魔法の扉開きますまで ・・・

後はこの繰り返しです。
リズムを変える直線に私が「せーの!」
と言うようにしているので、
児童はスムーズに切り替えています。

応用編は
リズムを叩きながら次のリズムを選ぶため、
最初の活動に慣れていないと難しいと思います。

応用編は、
・たまたまずっと同じリズムの友達がいる
・曲に合わせることで、体を動かしやすくなる

などの楽しさや良さがあります。

応用編を行ったときに、リズムを変える直前で
児童が「またねー!」と言ってから
解散していたので、温かい雰囲気になりました。
その光景を見て、すごくほっこりします。


いかがだったでしょうか?
今回の活動は言語化するのが難しく、
わかりにくくなってしまったかもしれません。
質問がありましたら、
TwitterのDMかコメントでお待ちしています。

最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。