名残の季節
なごり
「なごり・余波・名残」
「なごり」という言葉の語源は、浜や磯などに打ち寄せた波が引いたあとに、あちこちに海水が残っている状態を表し、「なみ のこり」から変化したようだ。
3月に入り、名残惜しい、別れの季節が来た。
別れがあれば、新たな出会いもある。
このお菓子、御菓子丸さんの「なみのこり」。京都 大徳寺・瑞峯院 独坐庭の波に、降り積もった雪景色から着想を得たお菓子だそう。
私も以前、その庭を訪れたことがある。
人生は泡沫の夢。淡く儚いお菓子とともにいただくお茶は、まさに一期一会だ。
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