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漫画原作の書き方を学ぶ

昨日、漫画原作についての本を購入してきました。
8/26までが締め切りの募集があって、企画書を出したいと思っているからです。
いざ、書き始めたはいいけれど、なんだかパッとしない印象。
「何か違う」という感じが拭えないのです。
そもそも、漫画原作の書き方についてよくわかっていないので(数年前に本を読んだことはあるのですが、朧げです)、ちゃんと学ぼうと思い、入門書を買ってきたのでした。

「何か違う」の理由が判明

まだ読み始めたばかりですが、さっそく発見がたくさん。

・漫画原作そのものは、編集者と漫画家の二人しか読まない
・漫画原作の書き方と、小説の書き方は違う
・キャラクターが大事
・漫画原作者は、漫画家の視点およびプロデューサーの視点も持っていないといけない

目から鱗のことばかりでした!

そして、何より私がハッとしたのは、
「キャラクターのやりたいことをやらせてあげるようにすること」でした。

「私の企画書に足りないのはこれだ!!」と思いました。
それまでのシナリオだと、テーマに沿うことを意識しすぎて、主人公が「将来に悩みながらもなんとか明るく振る舞っている」、閉塞感のある感じだったのです。
それが、一気に解き放たれて。
私の頭の中で、鮮明に映像が流れるようになり。
心の底から人生を楽しんでいる主人公の笑顔が、はっきりと見えました。
そして、主人公の個性によって、物語が一気に動きはじめたのです。

過去の出来事の答えも発見

入門書を読んだことで、4年前にコミックシナリオで大賞を受賞できなかった理由もわかりました。
私は小説の書き方と、漫画原作の書き方の違いを、きちんと理解できていなかったのでした。
当時応募したプロットは、キャラクターが多くなり、複数人の視点で展開する物語になってしまっていたのです。
小説では主人公を複数人にする、ということもありますが、漫画だと何が何だかわからなくなってしまうんだなぁ、と思いました。

「わかる」が増えるって、楽しい!

小説を読めるようになってから、毎日のように本屋へ行っては本に囲まれてほっとしている私。
本には、何かの「答え」を教えてくれる力があるような気がして、大好きなのです。
ビジネス書や指南書だけではなく、小説や漫画、画集などからも、人生のヒントを得られる瞬間があると思っています。
心の中のモヤモヤが、本によって解決し、知識にできたとき、心が輝くのを感じます。
自分一人では見つけ出せなかった答えが分かった時、
「なるほど!」と心が声をあげる感覚が、小さい頃から大好きでした。
まだ読み始めたばかりですが、今回もその気持ちを味わえて、とても嬉しいです。

これからの指針としても

「買ってよかった」と思える本との出会いは、本当に貴重です。
「私も、誰かが『なるほど!』と思える本を出せるように、
心の栄養になる物語を作れるように、頑張っていきたい」
そんな思いが、改めて湧き上がってきました。
漫画原作募集の締め切りまであと一週間もありませんが、できる限り面白いものを追求していきたいです!
これからも進みます✨




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