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働き方を考える
「普通」であるフリをしすぎて、自分一人では抱えきれない仕事量を抱えてしまい、今はお休み中の私。
これからどうやって働こうか考えるために、
「生きづらさ」を相談できて、自分に合った仕事を見つけられる場所に行き、説明を受けてきました。
「これまでたくさん、頑張ってきたんですね。」
担当の方はそう言って微笑んでくださいました。
優しい雰囲気のスタッフさんが多く、カーテンを開けると山々が綺麗に見えて、なんだか落ち着くオフィスでした。
私のこれまでのこと、
生きづらさをオープンにしなかったからこそ
抱え込みすぎて倒れてしまったこと、
でもオープンにしたらどうなるのか予想ができなくて怖いこと
をお伝えしたら、
「インターンなどで、オープンで働いてみてご自身がどう思うかによって、就活をオープンにするかクローズにするか決めることができます。
もちろんクローズにしても、サポート体制は整っています。」とおっしゃっていただけて、なんだかホッとしました。
私はどうやって働きたいんだろう。
日々、考えています。
もしかしたら、いきなりフルタイムは難しいかもしれない。
でも、自分に合う仕事だったら、たくさん働きたいと思うかもしれない。
じゃあ、「自分に合う仕事」って、なんだろう?
そう問いかけながら過ごしていたら、素敵な記事に出会いました。
ひいろさんは、「心理的安全性が高い仕事」を、「コーヒーを飲みながら楽しめる仕事」と表現されていて、「確かに!」と思いました。
コーヒーを適量で、ホッとしながら楽しめる仕事。
私も目指したいなと思いました。
私自身、以前の職場自体は大好きでした。
人間関係が良かった方でしたし、通勤時に通る日本庭園が本当に綺麗で。
近くにコーヒーショップがあって、たくさんのコーヒーの中から自分の好きなものを選んで、水筒に自分だけのオリジナルブレンドを作ることができて。
秋にはイチョウ並木が黄色に染まって、昼休みに写真を撮るのがとても幸せでした。
でも、オフィスの移動が決まり、私の大好きなものが全部近くになくなってしまうと判明し……、
人手不足の中、どんどん仕事が溜まっていって、日に日にめまいや吐き気を感じていき。
大好きなコーヒーも、1日に2L以上飲まないと切り抜けられず。
結果、ある朝突然、布団からぴくりとも動けなくなりました。
HSP気質で、その他の生きづらさもたくさんある私は、
いきなり職場に入るよりまずは契約社員のような形で体験してみて、
自分が耐えられる仕事なのか、
無理をしすぎなくていい環境であるかどうかを確かめた方がいいなと思っています。
そもそも、自分が何に向いているのかも、まだわかっていなくて。
「できる」と「得意」、「続けられる」は違うんだということも
ようやく、少しずつ理解してきました。
なるべく早く、また働いて稼がなきゃ、という気持ちはあるけれど、
自分らしくいられて、続けられる場所をゆっくりと見つけていきたいな、とも思います。
できれば、四季を感じたり
日本の良さを感じながら、お仕事がしたいです。
いろんな人と話すというより、
もくもくと取り組めて、日々少しずつ成長できたら嬉しいです。
漫画『東京季語譚訪』の主人公・青蛙(せいあ)くんみたいに
少しずつリハビリを続けて、やがて自分だからこそできることを見つけていく、それがいいのかなと思います。
「木漏れ日を感じるように、穏やかに働く」
それが私の目標かもしれません。
もちろん、適量のコーヒーも飲みながら。
明日からまた、「自分らしさ」とは何かを
学びに行ってきます。
自分のことをもっともっと、知ることができたら嬉しいです。
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