マスターズ陸上ってなんなん?
陸上教室の指導の傍らマスターズ陸上歴20年目。
現在モデル業も兼ねてレッスン。
日本一足の速いシニアモデルとして活動しておりますHALです。
マスターズ陸上の専門は短距離、
ハードル、混成種目と様々な種目を通して「走る」ことをこよなく愛する57歳です。
私は、18歳高校生で陸上辞めて20年振り38歳でマスターズ陸上を始めました。
そして今年はマスターズ陸上38歳でスタートしてからの20年目58歳の年なんです!!
ちょうどゴロが良いというか
節目というか。
感慨深い2024年となりました。
自分で自分にびっくりして
そして
マスターズ陸上とは?と思い
改めて調べてみることに。
「マスターズ陸上」とは
男女共に35歳以上であれば、
競技成績に関係なく会員になれ、生涯楽しく同年代の人々と競技ができます。
5歳刻みであるため、5年毎にクラス別 の最若手となり記録更新・
上位入賞のチャンスもあります。
(これが1番モチベーションアップに繋がります。新しいカテゴリーが楽しみで待ち遠しいので歳を重ねるのが楽しくなります。)
また、全日本大会に出場できます。
私はデビューして2年後に全日本マスターズ参加しました。
アジア・世界大会へは(M35以上、W35以上)であれば出場できます。
都道府県・地域選手権ではSM30(30歳~34歳)、SW25(25歳~29歳)でも参加の機会があり、府県によってはヤングの部M(18~29歳)、W(18~24歳)もあります。
誰でも気楽に
「競技記録志向」もよし
「健康管理」もよし
「仲間作りの機会」でも
又はこれらの混合型でも、
誰にも強制される事もなく
自分の体力と人生観に従って
競技を楽しめます。
(日本マスターズより抜粋)
私は子育てもひと段落し、
たまたま新聞でマスターズ陸上の試合結果をみて新聞社に問い合わせてデビュー。
出産で20キロ近く太った身体もまだまだ元には戻らずのおばさんで。
始めたばかりの頃は全く走れず…
悔しくて悔しくて、おまけち恥ずかしくて。
でも高校生以来の
20年振りに競技場でスパイク履いて
空を見上げた時
幾つになってもやりたいことがある幸せを感じました。
子育て中で悶々とする時があっても
悔しくても
恥ずかしくても
◯◯ちゃんのママではなく
◯◯さんのお嫁さんでもなく
そのまんまの自分の居場所を見つけ
一歩前に進めたのかな?と。
鼻の奥がツンとして
涙がでるくらい嬉しかったのを
今でも覚えてます。
何が起きるかわからない世の中だからこそ、やりたいことを悔いなく。
こんな大人になりたいなと…。
そんな風に思ってもらえるような
マスターズ陸上人でありたいと思います。
何が大切で
世の中の心が痛むことがあれば
何をすれば良いのか。
自問自答できることが大切。
豊かな人生でありたいものです。
今年もよろしくお願いします。