投げるとすぐに怠くなる?見落とさないで3つのサイン
こんにちは綾部です。
野球をしていて誰もが一度は肩や肘の痛みを認めたことがあると思います。
大抵は安静にしていたりストレッチやマッサージ、整骨院や病院に行くことで解決します。
そういった選手の中には「もう大丈夫治っていますよ」と言われても、違和感を訴え続ける選手がいます。
投げ込み不足と揶揄されてしまうこともありますが
その痛み実は肩や肘が原因ではない時も…
こんな症状ありますか?
痛みより力が入りにくい、腕が怠い重い感じがある。
投げ続けているとボールが抜けそうになって怖い。
触っている感覚が鈍い、痺れているような感覚がある。
病院にったがレントゲンやMRIで肩や肘に何も起きていないと言われた。
ストレッチなど教えてもらったが変化がない。
上記の症状を認めているときは肩肘以外の原因があるかも知れません。
胸郭出口症候群(Thoracic outlet syndrome:TOS)と言われる、首や胸を通り手先に行く神経束が圧迫or牽引され起こります。最近だと花巻東の佐々木麟太郎君が手術しているので耳にした方もいるかも知れません。
神経は筋肉に動けという指令を出す電線、圧迫されてしまうと力の入りにくさや、重だるさのような症状が出現することがあります。
程度によっては感覚の障害やチリチリとした痺れを訴える選手もいます。
細かなお話は長くなってしまうので今回は割愛しますが、根本的な原因は肘や肩ではなく、首周りにあったりするので見落とされがちです。
セルフチェック
ここで私が大事にしている3つのサインをお伝えします。
1.長時間同じ姿勢で作業をしていると腕がだるくなってしまう。
2.全力で力を入れているはずなのになんとなく力が入っていない気がする。
3.触られた感覚がなんとなく反対側に比べて鈍い感じがする。
1.2.3のどれかまたは複数が当てはまる方は次の項目もチェックしてみてください。
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