1990年11月1日のプロ野球3(職業野球新聞)
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水上善雄選手は広島での在籍期間1年で再び移籍ということになりました。
広島では打率2割にも満たず打撃不振に苦しみましたが、152打席で5二塁打、5本塁打とパンチ力は健在で、トレードにより1991年シーズンはダイエーで復活を目指すことになります。
交換相手の榊原宗一郎選手はコーチ兼任として広島に出戻りということになっています。しかしながらこの出戻りは事実上の専任コーチとしてのもので、実際に1991年シーズンの榊原「選手」は選手として試合に出ることはなく、1992年からは形式的にも「コーチ」として契約。1993年までコーチを務めました。
このような経緯の為に「水上選手は金銭トレードだった」という言及・記述が為されている資料も見られますが、実際は上記の通りです。
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