合格したら、最初に願いを叶えてあげたいこと # 母が語る2度目の高専入試
発表の日に必要最小限
頑張った息子の努力を無にしないため、親が済ませるべき最初の一歩。
それが入学書類を受け取り、入学金を支払うこと。
これさえ済ませれば、あとはゆっくり書類に目を通して次の然るべきタイミングに備えればOKです。
念願!
ここまでは発表当日に済ませたので、次は葉介の希望を叶える段取りへ。
それは携帯電話!
学校で携帯電話は禁止されていますが、それぞれの家庭によって考え方は色々です。
我が家では「高校生になったら好きな機種をどれでも買ってあげるから我慢」というやり方。
こっそりiPodを入手していたのがバレて私に売られてしまったことは無かったこととして、とにかく携帯でビューです。
合格後に迎える最初の週末に携帯ショップへ予約を入れました。
携帯ショップは早めが正解
3月を迎えると携帯デビューや機種変のピークになるので早めに。
ということで、葉介はちゃんと希望通りの携帯を手に入れました。
当然、お値段は10万円越えです。
ついでに太知と私の1円スマホも買いました。
店内は空いていて店員さんも余裕があるためか、丁寧な対応をしてくれたような気もします。
実は携帯ショップでのやり取りは長男頼みでした。
私はややこしくなると聞き流してしまうので長男を帯同。
一瞬にして細かな字で書かれている契約書などを読み込む奮発力はさすがで、無用な契約プランに突っ込みを入れ、必要最小限のプランとなるよう見届けてくれました。
洋服
志望校が決まると入学式までの間に友達とちょいちょいお出掛けしたくなります。
それまで指定ジャージと部屋着くらいしか持っていないので、それではさすがに気の毒。
近くのショップに行き、とりあえず間に合わせで洋服を買いました。
葉介の合格で気をよくしていることもあり、「気に入ったのがあったら買っていいよ」と大口を叩いてしまったのが失敗のもと。
当時、まだ私と同じくらいの身長しかないのに、ちょっとお兄さんテイストのシャツやスラックスを選んでました。
でも着こなせないとわかり、それらは現在も数回しか出番がありません。
結局は保険で買い足したトレーナーやジャージ素材のラインが入ったパンツが活躍しました。
2年前と同じミス
そういえば、長男のときも「とりあえず買っておこう」で失敗したような気がします。
「2度目だし…」という気持ちの緩みか、それとも合格で気を良くしたために記憶を辿ることをすっ飛ばしてしまったのか。
細かなしくじりは数えきれないほどありますが、葉介の合格はそれらをどうでもよいことと思わせてくれました。