使い倒した過去問の行方 # 母が語る2度目の高専入試
2冊の過去問
太知のときに買い、改めて葉介のときにも買った過去問。
太知のときは書込み禁止にしてきれいなままでしたが、葉介のときは書込みOK!
バンバン書込みして、とにかく解いて、私が消しゴムで消すを繰り返しました。
ものすごい労力でしたが、筆圧の強い葉介の文字を一生懸命に消しました。
過去問をどうするか…
そんなふうに使い倒した過去問ですから、とうぜん思い入れがあります。
太知も葉介も無事に合格したのは8割方、この過去問たちのお陰でしょう。
でも記念に保管しておくものでもないような?
結果オーライで合格はしたものの、精神的には不安定な受験期。
しみじみ振り返る気持ちにはならないだろうと思ったからです。
2人に聞いたら、「要らない」
そして、周囲には高専を受験する子はいません。
気持ち的には誰かが使ってくれるのが理想でしたが、譲る先がなければ仕方なく…
結果
捨てました。
葉介が中学時に使った教科書やノートと一緒に。
まさに「えいっ!」という感じで。
もちろん、2人が大人になって懐かしく過去問のページをめくるなんてことはないと思います。
でも、なんとなく「捨てなくてもよかったかな」という気がしてしまうのは捨てる時期を急ぎ過ぎたからかもしれません。
合格発表以降、受験票やその他諸々は全て見返せるように保管中。
まさに過去問だけが無いわけで。
葉介が間もなく3年生というタイミングである今なお、あの過去問を思い出します。
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子育ての終わりが待ち遠しいと感じつつ、継続中であることが日々の励みになっていることもまた事実。現在の心境は言葉を尽くしても語りきれずに、今日も綴ります。