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ティーリアムジャパン、待望のnote投稿開始です!

noteコミュニティーのみなさん、こんにちは。2014年9月に日本法人を立ち上げて、おかげさまで9年目を迎えたティーリアムジャパンです。

顧客データを貯めるのではなく、収集したデータを超正規化の上、マーケティング施策やツールで活用するための供給網に乗せる画期的なプラットフォームで世界シェアを拡大してきました。おかげさまで日本においても多くの先進的なお客様にご導入いただけているため、情報発信を強化する一環でnote開始します!

そもそものCDP(Customer Data Platform - 顧客データ基盤)の役割であったり、OMO(Online Merges with Offline)の時代ゆえにリアルとデジタルの垣根が無くなる世界ではどんなマーケティングを展開していくのかなど、マクロの視点やミクロの視点で、投稿していければと思います。

時には、うちのマスコットキャラクター、ビースト(Beast)なども登場させる予定!

Beastくんとサーフボード
ティーリアム社員にいじられているマスコット、ビーストくん

何はともあれ、我々がどんな会社で、どんなメンバーがいるのか?そんな自己紹介を含めて、うちのカントリーマネージャー、酒井秀樹を突撃取材してみました。まぁ、キャラの濃いメンツで日本法人を運営していますので、乞うご期待ください。

それでは、行きましょう!

ティーリアムジャパンのカントリーマネージャー、酒井秀樹

■ あなたは、誰?
大学卒業後、設立後まもない日本総研に入社し、某都市銀行システム企画部のコンサルティング、某証券子会社設立プロジェクト等を経験したのち、日本に進出したばかりのSAPビジネスの立ち上げを行いました。

そのご縁もあり、SAPジャパンに参画し、そこでは2つの大きな役割を担いました。

一つは、某大手製造業のグローバルアカウントの責任者です。全世界のクライアント責任者として世界各国の同僚達と協力しながら、そのクライアントの世界中の販売会社にSAPの導入を行いました。

もう一つは、副社長補佐です。当時100名程いたSAPジャパン全体の営業を裏方から支える仕事でした。

その後、Omniture (現Adobe)やQlikなど、複数の外資系ベンチャーを経て、Sitecoreにカントリーマネージャーとして参画し、デジタルマーケティングとCMSの普及に尽力しました。

そのような私のキャリアの中で意識してきたことは、世の中を変革しうる差別化されたテクノロジーを持ち、且つその分野におけるグローバルリーダーでありつつ、ベンチャー気質を持つ会社を選ぶということです。

理由は、差別化された画期的な新しいテクノロジーは市場に受け入れられやすい、そうした成長が早いビジネスに身を置くことは自分のキャリアを陳腐化させず、次のビジネス機会につながる、そして何よりもそうしたビジネスはワクワクするということです。

そして昨年、リアルタイムデータによるマーケティングを可能にし、日本企業のビジネス効率化に貢献したいとの考えのもとティーリアムに参画、現在に至ります。

■ティーリアムはどんな会社?

ティーリアムは、企業に散在するさまざまなデータを統合し、その企業にとっての顧客に関する包括的な理解を深めつつ、さまざまなマーケティング施策に活用するための基盤(顧客データ活用基盤)を提供しています。独自のCDPを世界に先駆けて開発し、デジタル上の顧客とのコミュニケーションを高いレベルで実現する企業を支援しています。

当社の創業者は、タグを使った型のウェブアクセス解析ツールを提供するウェブサイドストーリーなる会社の経営に携わっていました。当時、この分野では世界2位までになった会社だったようです。

その後、ウェブサイドストーリーは、当時世界1位とされていたOmnitureに買収されました。その結果、ウェブサイドストーリーのタグをOmnitureのタグに入れかえる必要があったのです。

しかし、その作業があまりに大変だったこともり、当初のメンバーはタグの管理を効率化する必要性を強く感じたわけです。それゆえに、世界で初めてとなるタグマネジメントの会社としてティーリアムを立ち上げました。そして、世界各国でタグマネジメント分野におけるシェアを大きく拡大してきた次第です。タグマネジメントは、Webのアクセス解析、広告などが利用している複数のHTMLタグを管理することで、Webサイト運用を効率化・安定化し、戦略的なマーケティングを実施できるようにするものです。

当社のロゴ

ティーリアムは、世界中から高評価を得た、このWebサイトの情報を収集するタグマネジメントの技術を応用し、ユーザのオフラインデータに加え、オンライン上での行動履歴データをリアルタイムに収集、超正規化するエンジンを開発しました。さらに、大きなアドバンテージとして、ユーザのその時の状況に応じて、MA、広告、SNSなどオムニチャネルをまたぐ複数のマーケティングツールを瞬時且つ同時にアクティベーションできる特許技術を開発しました。そんな過程を経て、さまざまなソースからの顧客データを統合し、さまざまなオムニチャネルやツールに対してリアルタイムで超正規化されたデータをストリーミングしていくSaaS型の「顧客データ活用プラットフォーム」を提供できるようになりました。「データを蓄積する」時代から「データを活用しなければならない」時代に世界各国の企業が移行する中、お客様に価値を提供し続けられる会社へと発展してきた次第です。

■ティーリアムはどんな課題を解決してくれるの?

コロナでデジタルコミュニケーションが今までよりも重要になってきました。企業内に蓄積する顧客関連データに加え、デジタルタッチポイントにおける顧客のその瞬間の行動情報に基づく、タイムリー且つ適切なチャネルでのコミュニケーションがますます重要になっています。しかし、それを実現している企業はほとんどないのが実態だと思います。

上述のような理想郷を実現するのには、いくつかの課題が存在するかと考えています。

1つ目は、日々増え続けるデータの処理がボトルネックになっていることです。

企業は、日々増え続けるデータを加工し、活用できるようにするため多大な労力とコストを払っています。そのため、顧客IDをキーにしてデータ統合を実現しても、それを適切なタイミング、チャネルでコミュニケーションするために利用できていない、もしくは都度SQLでプログラムを書かないといけないなど、高コスト・低サイクルになっているのが実態でしょう。

2つ目は、マーケティング施策を考え、実施する人がいないことです。日本企業の多くは、マーケティング施策を代理店に依存してきたり、デジタルマーケティングに取り組んできていなかったこともあり、社内にデジタルマーケティングを扱う人材がいなかったり、少なかったりするケースが多いです。

3つ目は、個人データ保護法、ブラウザの制限など外部環境の変化対応が後手になっていることがあるのです。

ティーリアムは、上述したユニークな特許技術で、顧客の今を捉え、適切なタイミング、適切なチャネルで企業と顧客のリアルタイムコミュニケーションを可能にすることで、顧客とのエンゲージメントを高め、デジタルの世界で気づかないうちに発生している機会損失を防ぎ、広告費用の削減、ひいては売り上げを増やすことで、企業を支援しています。また、データ処理を効率的に行うことで企業側の手間を省きコスト削減に繋げたり、同意管理を元にしたクリーンなデータの提供、CAPI(コンバージョンAPIの略)対応などを実現しています。

Tealiumは、OMO時代やアフターデジタル時代の革命児
だと自負しています。

リアルタイムデータを即座に活用できなければ、顧客に寄り添ったおもてなしは難しくなる

■ティーリアムジャパンは、どんな人の集まり?

ティーリアムジャパンで働く人の仕事のスタイルは自由で、そして個性豊かな人が多いです。

社員は各々のスタイルで自分のペースで仕事をしています。オフィスは渋谷WeWorkにありますが、基本はリモートファーストの会社です。日常のコミュニケーションは、ZoomやSlackなどをフル活用して密にコミュニケーションを取り、必要に応じてオフィスで仕事をします。

オフィスからの景色
WeWork内の弊社オフィス

一見、自由なように見えますが、各々社員はその分野のプロとして自由な中にも規律を持っています。

リアルタイムデータを活用した最先端のデジタルマーケティング戦略の立案と実践は、まだまだ多くの企業が苦労されている領域かと思います。その領域を支援する我々ですので、我々自身がイノベーティブ且つプロフェッショナルである必要があります。

その点でも、仕事好きな専門性の高い人が多い会社かと思います。

■今後、どんな人と仕事していきたい?

私がこの会社で大切にしていることは、愚直に仕事をする、信頼関係を大切にする、お互いをリスペクトする、謙虚であること、自律的に動く、この5つです。

こうしたことを実践するためには、コロナにより変化した新しい環境下で自発的に行動ができ、パフォーマンスをあげることのできる人材且つコミュニケーション能力の高い人材が必要と考えています。

■週末やオフの過ごし方は?

以前は自宅近くでプロの家具職人が教えてくれる本格的な木工教室に7年通い、身近な家具などを制作していました。基礎を身につけた上で本格的な家具の制作などもしていました。

作品① 息子の一人暮らしを祝うために机をプレゼント
作品② スピーカー

ただ、コロナでその教室の事業継続が難しくなってしまったので今は週末に関東近隣のキャンプに良く行っています。キャンプは森林の中にあるキャンプ場に行くことが多く、そこで時間を過ごすことで仕事のことを忘れつつ一旦リセットしています。また、自然のパワーをもらって、平日の仕事へのエネルギーをチャージしています。

それからもう一つ、コロナで弱った体を鍛え直したいと思い、最近加圧ジムに通い始めました。身体を鍛え直すことで、仕事に対する活力を得ています。

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どうでしたか?上記取材を通して、当社酒井の人物像が少し見えてきましたでしょうか?長文を読んでいただき、ありがとうございます。

次回以降は、CDPの定義や役割、ファーストパーティデータの重要性やプライバシーコンプライアンスの重要性と難しさなどについて投稿していきます。
是非、ご期待いただければ幸いです。