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CDP(Customer Data Platform)とは

noteコミュニティのみなさん、こんにちは。ティーリアムのマーケティング部です。少しずつ暖かい陽気になってきましたね。

ところで突然ですが、みなさんは巷で噂のChatGPTってご存知ですか?ゴリゴリ使われている人も多くいらっしゃるかもしれません。

まずはChatGPTに、自身をどう表現するかを聞いていました。

ChatGPTとのやりとり①

こんな回答でした。
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ChatGPTは、OpenAIによって開発された大規模言語モデルの1つです。 GPTは、「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、自然言語処理タスクに使用されるニューラルネットワークのアーキテクチャです。ChatGPTは、巨大なテキストコーパスを学習し、人間のような会話を模倣することができます。ChatGPTは、自然言語理解や対話エージェント、文書生成などの分野で応用されています。
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わかるような、わからないような。。。
いずれにせよ、人工知能が機械学習しまくって、どんどん人に近い自然な文章や表現を駆使しつつ、膨大なデータから文脈なども踏まえて会話をしてくれるんですね。自然な会話が実現するだけではなく、そこに人間を凌駕する知識データが追加されてくるので、もはや記憶力や反応スピードなどでは勝負にならない時代の到来です。

多くの方が同様のことを言っていますが、今後はこういったテクノロジーをどう使っていくかを我々が真剣に考えていくべきでしょう。そして、使えば使うほど洗練されていくのがウリなので、どんどん使っていくことが重要ですね。因みに現状は、日本でのユーザーが全世界の英語ユーザーよりも少ないせいか、英語での会話の方が自然であり、かつ情報が豊富だったり正確だったりするようです。

さて、そのようなChatGPTに、当社が提供するCDP(Customer Data Platform)領域の定義について聞いてみました。

ChatGPTとのやりとり②

以下のような回答でした。
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CDPとは、「Customer Data Platform」の略称で、顧客データプラットフォームと呼ばれるものです。CDPは、企業が保持する複数のシステムから収集された顧客データを、一元管理するプラットフォームのことを指します。このプラットフォームには、顧客の購買履歴、ウェブサイトやアプリの利用履歴、コンタクト履歴など、様々な顧客データが集約されます。

CDPは、顧客データを集約し、分析することによって、より正確な顧客セグメンテーションを行なったり、顧客行動の傾向を分析することができます。また、CDPを活用することで、顧客に対してよりターゲットに合わせたマーケティング施策を実施することができます。

CDPは、マーケティングに限らず、顧客サポートや営業など、企業が顧客データを利活用するあらゆる場面で活用されます。 
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この回答を見て、当社内からは「おー、的確〜」や「このまま使えるね〜」との声が上がった次第です。そうなんです、CDPは自社にとっての顧客データをさまざまなソースから集めてきて、その顧客一人一人を把握・理解するための解像度を上げます。そしてさらには、その解像度の高い顧客像を踏まえて、各種施策を展開するための有効化されたデータをさまざまなチャネルに供給し、活用していくことができるパッケージソフトウェアです。

現代の企業であれば、オンライン、オフライン問わず、例えば、Web、モバイル、店舗、POS、コールセンター、ソーシャルメディア、電子メール、各種イベントなど、あらゆる顧客接点からの顧客データが日々集まってきていることでしょう。その膨大なデータをCDPで集約し始めている企業が増えてきているのが実情です。

しかし、ここで一つ重要なのは、単にデータを収集して貯めて、顧客の解像度を上げて一喜一憂するだけではビジネスの推進には繋がらないという点です。ChatGPTの回答が優秀なポイントは、「CDPは、。。。。顧客データを利活用する」と表現したところにあります。

そして、TealiumのCDPは、まさにここに強みを持っているのです。

当社のCDPは、リアルタイムデータストリーミングエンジンなる圧倒的なエンジンを搭載しています。

創業の発端となったタグマネジメントを駆使して様々なデータを”つなぐ”技術を持ちつつ、それぞれの顧客データにリアルタイムで意味付け(属性データだけではなく、行動履歴データを付加して顧客データを有効化していく)を行ない、MAツールやWebサイト、各種施策ツールへとデータを供給していきます。

2014年にリアルタイムCDPをリリースしていますので、この業界ではいわゆるパイオニアです。

オンラインオフライン様々な接点で発生するデータを一元的に集約するというのは、どのCDPも同じかもしれません。Tealiumは、単に一箇所に集めて溜めるのではなく、収集したデータを効果的に活用することにフォーカスしています。現状、その生い立ち(データベースやデータウェアハウスなど)もあり、多くのCDPと呼ばれる製品は、一元的にデータを溜めることを目的としており、明細形式でデータを蓄積しています。

仮にキャンペーンのターゲットリストを作成すると想定した場合、SQLによる抽出が必要となり、その都度バッチ処理による集計が走るためリアルタイムには行えず、ITスキルが必要で、工数もかかります。

一方、Tealiumは「データを使うこと」、「アクティベーション」を目的としています。顧客の属性だけを捉えるのではなく、顧客の行動をトリガーとしてリアルタイムに対応していくことができます。例えば商品の閲覧回数をカテゴリーごとに自動で集計したり、購買のフローを定義し、カタログ請求やカート投入されたプロセスを評価したり、顧客の行動に従ってリアルタイムにアクションを起こしていくイメージです。

また、非常にシンプルなユーザーインターフェースで各種設定ができるため、マーケターが自ら使うことができ、マーケティング施策のトライ&エラー(試行錯誤)を頻度高く繰り返し、成功体験を導き出すお客様が多いです。

さらにMAツールなど200を超える事前定義済みのAPI接続機能と、1,000以上のツールとJavaScriptを使った連携が可能です。

ティーリアムのリアルタイム・データ・ストリーミング・エンジンのイメージ

上図の通り、TealiumのCDPは、膨大なデータソースと各種施策チャネルとの間に位置するエンジンです。それゆえ、特定のベンダーに依存せず、どのようなソースとも連携し、どのようなチャネルへでも信頼(同意管理などについては別投稿でご紹介します)できる有効化された顧客データを供給できます。

顧客データを有効に活用するためのCDP、英語で言うならCustomer Data Activation Platformであることがご理解いただけたでしょうか。上図でもお分かりいただけるかと思いますが、既存のシステムやサービスを無駄にせず活用できるので、お気軽にお問い合わせください。

最後となりますが、Chat GPTに最近Twitterまで始めた当社のマスコット、ビーストくんを知っているかを聞いてみました。以下のようなやりとりでした。

ChatGPTとのやりとり③

ビーストくんは、まだ日本では知られていませんでしたが、英語では認知されていて、どうやら「マーケティング業界の人気キャラクターの一つ」とのことでした!

次回は、CDP最新動向についてご紹介したいと考えています。ご期待ください。