2.2. 茶道修練者に関する先行研究への批判
「茶道団体」を主宰しない大多数の人々
本稿で明らかにしようと試みているのは,あくまで「茶道団体」を主宰する一部の人々が「お茶」する理由とその意義である。
それは,教室に通うに留まる大半の茶道修練者にとっての茶道の意義とは,大きく異なるだろう。
もちろん,両者とも同時代の茶道修練者として,似た動機を有している可能性は極めて高い。
そのため,一般的な茶道修練者にとっての茶道の意義も考察しておきたい。
しかしその行為は,過去にも研究されてきた「なぜ茶道教室に通うのか」という議論と重なっており,本稿の主旨ではない。
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