「教師しかない」という教師のマインドを変えるアイディア
今、教師の多くは日々の業務に忙殺されて、他のことなど考える余裕がない人がほとんどではないかと思います。
意識の高い人、能力のある人は、発信を通じて講演活動や本の出版などにも仕事を広げていきますが、そういうことができる人ばかりではない。
日々忙殺される大多数の教員の皆さんが、自分の可能性に気づき、教育活動へのモチベーションを上げ、人生の選択肢を増やすアイディアをお話しします。
別に、それによって教師以外の職業に転職しなくても、「教師以外のことでも輝ける自分」を知っていることで、日々の気持ちの在り方も変わってきて、ストレスに負けず明るく働けるのではないかと思います。
それは「校長が事業主として教諭とエージェント契約をし、週末に講演活動などをする場を提供する」というアイディア。
この事業の主眼は教員の自己実現とお小遣い稼ぎによってモチベーションを上げること&学校と地域との結びつきを強め、学校での教育活動に、より深い理解や協力を得やすい土壌を作ること。
事業の主な取り組みとして、週末に学校施設を使って、在籍教諭の特技を生かしたワークショップや講演会を行います。
参加者は地域の子供たちや住民。もちろん参加費をとって、収入は運営費を抜いたら講演活動を行った教諭に支払われます。
教師にとっては休日に小遣い稼ぎができること、指導要領も評価も必要としない教育活動によって教育の純粋なおもしろさに立ち返り、仕事へのモチベーションを高められることがメリットになります。
また、参加する子供たちや地域住民が、教師の今まで知らなかった一面を知り、学校での教育活動に理解を深めてくれることが期待できます。
担任を持つ教諭が講師となって開催すれば、どんなに少なくとも受け持ち児童が数人は参加してくれるはずです。参加費一人500円として数千円は最低限の収益として確保できるのではないでしょうか。20万円以上は確定申告の必要が出てくるので、それぐらいの額がちょうどいいでしょう。
宣伝等はクラスの子に紹介したり、教諭個人のSNSで紹介したり地域の回覧板で回したりすれば費用も掛からないし、会場は学校なので、運営費はほぼ掛かりません。(もちろん教育委員会と相談して許可を受けた上で、ですが。)
自分の培った能力でお金を稼ぐことができた。その体験。
セミナーや講演活動でわずかでもお金を稼ぐことで、教師のマインドは少なからず変わるはずです。もちろん変に勘違いして、退職、起業して大失敗、なんてことにならないように注意はしておくべきとは思いますが。
忙しい今の教師は、現場以外のことに目を向けることが必要です。前向きに頑張っていく心の力を回復するには、休養も大事ですが、充実した活動によって成功体験を得ることも大いに効果があります。
このアイディア、どうでしょう?
だれかやってくれる校長さんいないかなあ。。。
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