知的障害の子供にもテストをしよう! 完全習得学習(ブルーム)の理論から
こんにちは、チームシンヤです!
今回は、知的障害の子供にテストをする効果や意味についてお話します!
今回「テスト」をタイトルにも挙げ話をしていきますが、この「テスト」とは、いわゆる期末テストや単元末テスト、実力テストのことを指します。
支援級では、テストを行って評価しているところも多いと思います。
それに対して支援学校に関しては、テストをしていない所が多いと感じています。
それは、少人数指導の観点からテストをせずとも学力を評価できることが理由にあると思います。
しかし、学習を評価する以外にもテストを行うメリットはたくさんあることを知ってもらいたいです。
これらの現状やテストを推進する理由等を紹介していきます。
テストの効果・意味
テストは教育学的にも有用なツールと証明されており、以下のような効果が期待されます。
学習者の到達度を測る・・・知識の定着度が分かる
学習指導の改善・・・強みや弱みを個別指導で生かす、授業内容の改善
学習意欲の向上・・・競争心や自尊心、達成感からくる意欲
以上の3点は、学習をする上では必要不可欠の要素であり、これらを抑えることができるテストは優秀なツールとなります。
テストとして思い浮かべるのは、「赤点」「平均点」「偏差値」「通知表」「内申点」「上位○%」など、相対評価に関わるイメージが多いと思います。
しかし、上記の効果を教師視点で見ると、相対評価より、1人1人の絶対評価に関わる効果がより挙げられています。
テストで絶対評価(知的の特別支援学校)
ここからは、特別支援学校での話になります。
特別支援学校では、完全習得学習が定着していると思います。
「落ちこぼれを作らず、できるようになるまで続ける」これが特別支援学校の基本となっています。
「完全にできるようになってから、次の分野に進む」
これを教育学で言うと、完全習得学習といいます。
細かくなってしまい、見えずらいと思います。すみません。
画像下部には、ブルームの完全習得学習について記載されています。
完全習得学習では、3つの評価をしていくことで実態を把握し、振り返りからくる授業改善をし定着を図ります。
その中でも、テストは3つ目の総括的評価にあたります。
完全習得学習におけるテストは、生徒の学習到達度を確認し、これからの指導に繋げる役割をもっています。
そのため、従来の子供のためのテストというよりかは、教師のためのテストと認識する方がベターです。
まとめ
今回は、特別支援学校におけるテストのあり方についてお話していきました。
今回のまとめとしては、つたない文章で申し訳ございません。ということです(笑)ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
この分野(評価や振り返り)は、私の興味関心に刺さるものなのですが、自分の中ではまだ完全に理解しきれていません、、、。
なので、頭でまとまってないものは、文章でまとめれるはずもなく、読みにくい内容になっていしまったなあと反省しています。
本当は、フランス数学教授学の中の教授学的状況理論を用いた振り返りシートの実践もnoteに書きたいのですが、人様に読んでいただける文章にできる自信はありません、。
知識の消化に努めていきます。
話は逸れてしまいましたが、テスト、評価、振り返りなどの分野はさまざまな人の意見をお聞きしたいので、ご意見等よろしくお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
ぜひ良ければ、スキ!とコメントをよろしくお願いします!