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道徳「自由・責任」 ~みんなの自由な公園~ 特別支援学校

こんにちは、チームシンヤです!

今回は、NHKforSchoolを使った授業実践についてお話します。
内容は、道徳「自由・責任」 ~みんなの自由な公園~です。


自由ってうれしいけど、自由すぎたらどうなってしまうんだろう?ということを劇を通して勉強することができます!

学校ではもちろん、ご家庭でも活用できる内容だと思うので、ぜひ参考にしてください!



話の概要 ~みんなの自由な公園~

お話を簡単に紹介します。

ある男が、公園の管理人を任せられました。
その公園は、自由をコンセプトにしています。
公園では、犬の散歩をしている人、赤ちゃんを連れているお母さん達、サッカーをしている子供達、音楽をしている大学生など様々な人たちが自由に過ごしています。

ただ、それぞれ苦情、イライラする出来事が増えてきました。
たとえば、
・赤ちゃんにサッカーボールが当たりそうになった。
・音楽がうるさくて、ゆっくり散歩ができない。
・赤ちゃんを連れたママたちでベンチが使えない。
・犬の糞が臭くて、音楽ができない。

これらの苦情を聞いた管理人は、厳しいルールを設けて自由(?)を守ろうとしたのですが、かえって自由が奪われて不満が爆発してしまうのです。

つまりは、すべての自由を保障しようとすると問題が生じ、ルールを設けると自由が制限されるというジレンマを扱っています。

動画は、困ったまま解決例などは提示されないので、どうすればいいのだろう?と思考に直接繋げることができます。


指導例

私は、動画を見た後に話を黒板に整理しました。
そうすることによって、問題が顕在化され、思考の方向性が統一されたと感じました。

また、道徳の特徴として、適切な答えはあるかもしれませんが基本的に間違はありません。だから答えずらいのです、、、
なので、無記名で枚数制限なく自由に付箋に書いてもらいそれを共有しました。
そうすることで、「間違ったらどうしよう」という不安を取り除き、子供の思考を読み取ることができます。
教師としては、評価の対象としたいためだれがどの付箋かは、覚えておく必要があります!(私は字で分かります)

・解決策について

子供達からはいくつかの解決策が出てきました!
正直、少しレベルが高かったかな~と授業をしながら感じていましたが、想像以上に考える力を発揮してくれました!(私の実態把握ミスとなりますかね、、笑)
以下に子供の付箋を貼ります。

生徒の考え

授業の最後には、先生が考える解決策を2つほど紹介し、なるほどな~となっていました。
そして、本題材を扱った理由を説明します。

理由としては、学級の昼休みの過ごし方を対象にあげました。
昼休みには、本を読む人、タブレット端末で音楽を聴く人、勉強する人など様々いますが、お互いに譲り合いながら過ごすことを確認しました。(タブレット端末の音がうるさくてイライラしていた生徒がいたため笑)


まとめ

今回は、道徳の授業実践についてお話をしてきました。
特別支援学校こそ道徳が大切だと私は考え、研究を進めています!
自立活動のSSTに近くなりがちですが、答えのあるなしで大きく違うと私は感じています。

道徳について、エピソードや実践例があれば教えてください!

もしよければ、以前の道徳の実践もご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
ぜひ良ければ、スキ!とコメントをよろしくお願いします!


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チームシンヤ
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