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キャリアパスポートって何なんだ、特別支援学校でどう活用するのか? 文部科学省
こんにちは、チームシンヤです!
今回は、キャリアパスポートについて話していきます。
キャリアパスポートって地方公立の特別支援学校の現場感覚だと、「どう活用すればいいかもわからない」、「これって本当に要るのか」という雰囲気があります。
ただ、文部科学省が始めることが無意味なわけがないと思うので、詳しく調べていきたいと思います!
普通の小中学校でどのように活用されているかは、分からないので特別支援学校に絞ってお話させていただきます。
キャリアパスポートってなに?
キャリア・パスポートは、2020年4月から小中高全ての学校で本格的に導入が始まりました。
・導入の背景
児童生徒が自身の成長を記録し、将来の生き方を考える上での重要性: 従来のキャリア教育では、進路選択が中心でしたが、キャリア・パスポートの導入により、より早い段階から自己理解を深め、将来の目標設定を支援する体制が整いました。
社会の変化に対応: グローバル化やAIの進展など、社会が大きく変化する中で、児童生徒が自ら考え、学び、変化に対応できる力を育むことが求められています。キャリア・パスポートは、そうした社会の変化に対応するための教育の一環として位置づけられています。
・目的
自己理解の深化: 自分の強みや興味関心を客観的に把握し、自己肯定感を高める。
主体的な学びへの繋げ: 目標を明確にし、その目標達成のために必要な学習や経験を計画的に行う。
学校、家庭、地域との連携強化: キャリア・パスポートを通じて、学校、家庭、地域が連携し、児童生徒の成長を支援する。
キャリアパスポートは将来の生き方を主体的に決めるためのツールとしての役割を示しています。
なので、教員側も将来につながる学習物を記録していく必要があります!
特別支援学校のキャリアパスポート
次に特別支援学校での活用方法について考えていきます。
というのも、文部科学省から各校種ごとに例示資料が示されています。
しかし、小中高はあっても特別支援学校はありません。
なので、学習段階に応じて小学校・中学校を見ることでヒントを得ることができるでしょう。
・キャリアを意識したファイリングをする
特別支援学校の児童生徒は、小さい頃からある程度キャリアが定まっている場合もあると思います。(生活介護、B型、一般就労など)
そのうえで、キャリアを意識したファイリングとは、業種を定めることのできる資料ではないかと考えます。
一般就労の中の、工場なのか、接客業なのか、福祉なのかといった業種を定めることができると価値のある資料になります。
そのためには、校外学習のワークシートや作業の授業のプリント、総合の調べものプリント等が参考になるかと思うので積極的にファイリングしましょう!
・1年の目標はキャリアの目標
1年の目標はさまざまな視点から立てることができます。
勉強なのか、運動なのか、生活なのか、、、ただキャリアパスポートにおける目標は、キャリアに関するものが好ましいです。
キャリアに関する目標???ってなりますよね(笑)
このときに参考にしてほしい資料がこちらです。
これは2008年のかなり古い資料なのですが、各段階で達成してほしい目標が明示されています。
特別支援学校における最新のキャリア教育の資料になるので、確認しておいてください。
まとめ
今回は、キャリアパスポートについてお話してきました。
私の学校では、決してうまく活用できているとは言えません、、、
行事や1年の目標を綴っているのですが、それを有効に活用はできていません。
何か「こんなものやったって意味ないだろう」という空気が漂っていますが、私はせっかくやるなら有効活用していこうという考えです(笑)
うまく使えていない現状を変えるべく、有効な活用法がありましたらコメント欄で教えてください!よろしくお願いします。
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