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授業「日生」身だしなみを整えよう! 特別支援学校 中学部指導計画

こんにちは、チームシンヤです!

今回は、日生(日常生活の指導)の身だしなみについての授業です。
私の学校の年間指導計画では、2月は身だしなみの単元になっています。
そこで、私が行った中学部における身だしなみの授業を紹介したいと思います。
ご意見等よろしくお願いします!



授業をするにあたって

クラスの実態や様子についてざっくりと説明します。

私のクラスは、特別支援学校中学部1年5人級です。(知的障害、自閉症スペクトラム障害、ダウン症候群など)
実態としては、平仮名、片仮名の読み書きができ、集団活動にも積極的に参加・活動することができます。
基本的に、私1人で授業することが多く(1人で見れる)、トラブルも少ないです。
身だしなみに関しては、服装の乱れは少なく、言葉遣いも気を付けようとする姿勢が見られます。


授業計画

授業時数 2時間
1時間目「身だしなみって何だろう? 服装・言葉遣い」
2時間目「身だしなみを整えよう 表情・実践練習」

目標
・身だしなみには、服装だけではなく言葉遣いや表情も含まれていることを知り、身だしなみ身を整えることができる。(知識・技能)
・適切な身だしなみを考え、正しい身だしなみを態度や言葉で表現することができる。(思考力・判断力・表現力等)
・中学部としての身だしなみについて意欲的に学び、これからの生活に生かすことができる。(学びに向かう力・人間性等)


略案 授業の流れ

この授業では、NHK for Schoolを使いながら進めていきます。

・1時間目

まずは既習事項として、服装に関する身だしなみを取り上げます。
動画を見ながら、服装について考えます。
その後に、自分自身の服装チェックをします。

体操服以外にも、作業の時の服装や制服、給食当番なども一緒に考えていきます。


次に、身だしなみの言葉の意味について考えます。

タブレット端末等で調べさせ、身だしなみとは、「身だしなみ」は、「身のまわりについての心がけ。 頭髪や衣服を整え、ことばや態度をきちんとすること」だと知ります。
同時に身だしなみの5原則について①挨拶②表情③身だしなみ④態度⑤言葉遣いについても教えます。

ここで、身だしなみとは服装だけではなく、言葉遣いや表情も含まれていることを知ります。

その後、NHK for Schoolの「目上の人と話すとき」を見ます。

この動画では、敬語について、敬語の種類(丁寧語、尊敬語、謙譲語)などについてまとめられています。

この動画を通して学んでほしいことは、敬語の大切さや奥深さ、丁寧語を知り簡単なものから取り組むもうとすることです!


・2時間目

2時間目は、1時間目の復習から行います。
身だしなみとは、、、、、、、(略)。

敬語の練習を行います。
簡単なプリントでもいいですし、スライドでもいいです。

その後、表情・態度についての話に行きます。
挨拶するときには、どんな表情がいいだろうか?
お願いするときには、どんな表情・態度がいいだろうか?
謝るときには、どんな態度がいいだろうか?
などを提起し考えさせます。

以下の動画教材を使うこともお勧めします。

最後に、今後なりたい姿や目当てを決めて、課題とします。
そして、一定期間後に必ず振り返るようにしましょう!(振り返りが大切!)


まとめ

今回は、日生「身だしなみ」の授業を紹介しました!

服装の身だしなみができていない児童生徒には、服装から始めるべきだと思います。
その後、広義の意味での身だしなみを知り、社会に通じる身だしなみを教えていく必要性を感じます。

次回は、この授業を実践した反省をしたいなと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
ぜひ良ければ、スキ!とコメントをよろしくお願いします!


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チームシンヤ
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