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一年後に辞める小学校教諭(あと316日)
土日はあっという間に終わる。
土日は主に畑仕事をしている。
教員を辞めたら、果物を育てる予定だ。
農家は大変と言うけど、大変じゃない仕事はそもそもないのでは?
そう考えると、やり方次第で少しずつ道が開けていく農業はおもしろいと思う。
地道にコツコツするのが好きなので、草抜きが特に好きな作業だ。
変わっているかな?
義理の父がよくこう言う。
「野菜も果物も、手をかけただけ返してくれる」
「教育は、手をかけても返してくれないだろ?」と。
昔はそんなことないと思っていたが、今は言い得て妙だと感じる。
返してくれないとは思わない。
でも、すぐいいカッコしたがる国とか、点数上げばかりの教育委員会。
教師を悪者にするのが好きなメディアに、運が悪ければ出会うわけのわからないモンスター保護者。
そういうのが煩わしすぎる。
野菜を育てるように、子どもたちを育てられたらな。
今のような世の中では、もう無理なんだろうな。
それでも子ども達に力をつけてあげたい。
でも、正直、気力が続かない。
何でこんな風になってしまったのかな。