抑うつ状態の時の過ごし方②
(上の記事の続きになります)
自分の場合、2週間ほどが過ぎたあたりで、ちょっと元気になってきたので、散歩でもするかーって感じで散歩を始めました。ただ、とにかく午前中が全然動けなかった。だから、昼過ぎに散歩をすることに。たまたまずっと晴れの日が続いていたので、セロトニンを毎日摂取することに成功したことが早めの回復につながったのかもしれません。あと、ドラクエウォークをリリース当初からずっとやってきているのですが、それも散歩のモチベーションアップにつながってくれました。
あとは、毎日自分で料理をしました。散歩がてら近所のスーパーで買い物をしては、今日のお昼は何にしようかなーとか、夕飯は何にしようかなーとか、昨日まで白菜安かったのにいきなり高くなったやんとか、そんなことを考えながら毎日を過ごしました。
ただ、一度だけどうしても職場に書類を取りに行かなきゃいけないことがあって、誰もいないタイミングを見計らって職場に行きました。誰かが来たらどうしようってものすごく怯えていた(?)というか、自分なんかを見かけてしまって、どう声をかけていいか不安にさせないかとか、変なことばかり考えていました。結局、自分のことよりも周りのこと最優先で考えてしまうんだなって改めて思いました。
なんとかミッションをクリアしたわけですが、やっぱりすぐに体調が悪くなってしまいました。医者からもやめた方がいいとは言われていたんですけどね。でも、その翌日には回復しました。
だいぶ元気になってきた頃、ようやく旅行も楽しめるようになりました。以前は旅行をしても仕事のことばかり考えていて、リフレッシュできませんでしたが、心の底から楽しめる旅行になっていました。
そして、散歩だけでなく、他に何かやりたいという気持ちも芽生え始め、スクワットをしてみたり、本を読んだりと少しずつ、かつての自分を取り戻していった感じがありました。なんなら、家で仕事をできるまでには回復していました。結局、仕事が好きなんだなって。
とはいえ、まだまだ油断禁物なので、焦らず、自分のペースで仕事をしていかないと、またダウンしてしまうよって医者からは言われているので、のんびりやっていきたいです。って頭では分かっているけれど、ついついガンガン仕事をしてしまう性格なんですよね。困ったもんです。
学校の子どもたちにもたくさん救われました。寄せ書きをくれたり、復帰後の授業で「やっぱり先生がイイ!」って言ってくれたり、ありがたいなぁって思いました。こういうのって学校の先生でしか味わえないものですよね。
精神疾患で苦しんでいる方へ
焦りは禁物です。何もしないことが一番です。なんだろう、仕事のために休むんじゃなくて、自分の体のために休むことを第一に考えましょう。周りに迷惑かもってついつい考えてしまうけれど、それ以上に周りに貢献してきたはずです。たまには遠回りすることも大事です。私の場合、最初は「うつ」という言葉を聞いてショックを受けましたが、受け入れるようになってからは、気持ちが軽くなりました。なんなら周りの人たちにも話しちゃっています。さすがに学校の子どもには伝えていませんが(なんとなくバレてそうだけど)。あとは、薬はきちんと飲んだ方がいいと思います。自分は欠かさず飲むようにしています。今も飲んでいます。私と同じような症状になった人や今まさに苦しんでいる人が少しでも救われる世の中になりますように。