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本日の掃除の場面

 うちの学年の子どもたちには主体性を育んでほしいという教師の願いから、掃除のやり方については子どもたちにゆだねている。分かりやすい言葉で言えば、ルールメイキング的な感じ。自分たちで掃除のやり方を決めたのだから、自分たちで責任をもってやろうねっていう感じ。とはいえ、サボる子はサボるんですけどね。でも、こっちが掃除を「やらせている」感じではないから、指導の仕方が変わってくる。
 今日、まさにおそらくサボっていたであろう子どもを見かけた。その子は自分の姿を見て誤魔化そうとしていたが、時すでに遅し。子どもの方から「(掃除)やってますよ!」なんて言うけれども、手に何も持っていないじゃないか。そんな姿を見かけても私は怒鳴ったりはしません。子どもも怒鳴られるとは思っていません。子どもも分かっているんです。あぁ、弱い自分が出てしまったなって。だから、私からは「自分で考えて行動するって大事だよね〜。」とか呟きながらその場を後にしました。先生という大人の目がなくても自分たちで活動できる、これが理想です。これは、掃除の場面だけでなく、教育課程全般に言えることではないでしょうか。

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