【voicy対談からの思考②】濃いインタビューから学ぶヒアリングのコツ #032
話が深まる過程が興味深い対談
今回もvoicyの対談について。
今回紹介する対談は、内容はもちろん話が深まっていく様がとても興味深かった。
対談を聴いた後、なぜこんなに面白い対談だったのか?と
考えた時、対談相手である尾石晴さんの話を深めていく質問とあきえさんの回答が丁寧だったことにあった。
この話を深めていく話し方、質問の仕方は、仕事での参考になる。
お客さまの要望や仲間内でのミーティングなど。
人の考えを聞く場面で、尾石晴さんの話の深め方をマネしたい。
私というフィルターを通過した対談内容メモ
話の深め方は後続で記載。
まずは、とても面白かった対談内容について。
※下記メモは、話の内容そのままではなく、私というフィルターを通した内容です
モンテッソーリあきえさんが「子育ての引き算」という本を出版された。
そのPRのための対談。尾石晴さんがあきえ先生に本の内容を聴いている対談
本の内容は、やったらいいこと(情報)に溢れている今、保護者は子どものためにいろいろなことをやっている。子ども本来の力を育てるためには、そのやっていることをひとつづつ引き算していくことで、実現するのではないか。引き算するためにやること、引き算が子育てに必要な背景がかかれた本。(なのかな?)
対談で印象に残ったあきえさんのメッセージ
どんなにHOW(やったらいいこと)を集めても、
親のフィルターを通して、子に伝わる。
必ずそこには、親のアレンジが入る。(確かに!
やったらいいことをやる前に、親、自分自身のフィルターを見直してほしい。親自身が自分を見直すことが、もっとも子育てに必要。
あなた自身は何を大切にしていますか?
あなたのくせは?
何をしたくないですか?
まず自分自身と向き合ってみてください。
(本には、親自身を見直すワークが掲載されているそうです)
対談というよりインタビュー、話の深め方
対談の目的は本の販促。尾石さんはあきえさんを応援している。
その前提を感じた。
本の魅力を引き出すインタビューのようだった。
■話の深め方~話が深まる順番~
①本の装丁について(ビジュアル、手触り)
②なぜこのタイトルにしたのか
③本のテーマについて
④さらにテーマを深堀~本からわかる著者の変化~自分の気づきを伝える
⑤著者自身について尋ねる
⑥どんな人に読んでほしいか著者の考えを尋ねる
尾石さんが考える読んでほしい読者層~読者層を広げるコメント~
⑦リスナーからの質問と雑談
①~⑤に向けてどんどん本に興味がわく展開。
話も深まる濃くなる。
そして⑥でリスナーの購買の後押しにつなげる。さらにターゲットを広げるようなコメントを加えている。
仕事もプライベートも家族とも対話は、浅瀬からはじめよう
【voicy対談からの思考①】でも感じたが、
話を深めるとき、まずは浅瀬から。
プライベートならば世間話だったり、共通の話題。
仕事であれば、商品の見た目やサービスの内容。
だんだんと話しを深めることで、相手も深い話をすることができる。
当たり前のことだが、最近意識していなかったかもしれない。
家族との会話も同じことが言える。
特に子どもとの会話はつい、核心をストレートに聞いてしまう。
今日は算数のまとめテストの日。
帰宅したら、おやつ何食べる?ぐらいの浅瀬から
会話をはじめてみようと思う。