旅する・・・
9月1日防災の日
先週から台風がのろのろと日本列島付近を移動していたため、JR新幹線は運休の日が続き、雨の影響で川の氾濫など大きな被害も出て、最近の異常気象に危機感より焦りを感じております。
で今日、防災の日とは全く関係なく「旅するたぐちごはん」というイベントに参加してきました。お友達から、「“たぐちごはん”という料理教室いいよ」と聞いたことがあり、インスタも素敵で気になる存在でした。
そのたぐちごはんさんが、9/1日曜日の夜に、「旅するたぐちごはん~発酵とスパイスの食事会~」ワンドリンクワンフード2,000円の開催を知り、心が動いた。「行くべし」
たぐちごはんさんがこれからいろんな地域で料理教室をするために旅立つ前の出陣式のような位置づけのイベントでした。
会場はトドという素敵なレストラン、提供されるワンプレートは、発酵食品やスパイスを上手く使い、野菜をいろんな風味に味付けされている。
どれもおいしい。ほんのり梅味のする唐揚げは特においしかった。
会場では、「たぐちごはんのこと」という、紹介パンフレットが置かれてており、その文面で特に印象に残った部分を抜き出させてもらいます。
「おいしいものをつくりたい。食べて幸せな気持ちになって欲しい。
特に一番のこだわりは、何を食べるかと言うこと以上に、誰がつくったものなのか、ということ。」
それを拝見して、美味しい理由が分かった、作り手の顔が見えて、作り手の思いが料理にのればおいしくなるのではないか。(もちろん料理の腕前がいいのは当然ですが)
もし、味が全く同じ食べ物であったとしても、工場で量産的に作られた料理と、信じられる人が思いを込めて作った料理どちらが美味しいかとなれば、後者の方がおいしく感じるのではないだろうか。
冷凍食品、ウーバーイーツ、食事形態は多様化して「時短で美味しい」「便利で美味しい」という潮流のなか、自分に食事の本当の意味と大切さを気づかせてくれたイベントでした。
そして、振り返ってみて、自分はこのイベントの何に反応したのか。
「旅する○○」のネーミングに惹かれたのだ。
たまたま、料理人の田口さんが、各テーブルを周り、「すみません、本当は前菜のお皿に、先日行ったベトナムで買った美味しいカシューナッツを入れ忘れました」と回ってきてカシューナッツをお皿に盛ってくれました。
「料理人で海外旅行に行ってる方なんですね。ますます美味しい料理作ってくれそうだな」という期待と、自分も旅しながら 何かできることがあるといいな~と、とりあえず自分でやれそうなこと考えてみた
「旅するカウンセラー」「旅するガーデナー」「旅する 50代のトラベラー」
どれも仕事にするのは難しそう。