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よそはよそ、うちはうち!思考

こんにちは、エンジョイ先生です。


いつでも心に母親を。


先日、機会があり、東京で1.5馬力学級経営についてプレゼンをしました。


1.5馬力学級経営というのは、

教師が他の力を借りて1.5馬力で学級経営をすることで、心に余裕をもつことができる

という考え方です。


1.5馬力学級経営についてはこちら↓


子供やICTの力を借りる実践は、主にTwitterで発信しています。


ということで、今日は子供やICT以外のお話。


〇〇思考の力を借りる
というお話をします。


今日、ご紹介する思考は
「よそはよそ、うちはうち!」思考
というものです。


ぼくは、この思考法をもつようにしてから
とっても気持ちがラクになりました。



よそはよそ、うちはうち!思考


キムタク先生になりたかった


さて、ぼくは4年目の時に心と体を壊し、病休を取った経験があります。


当時はとっても苦しくて、
教師という仕事を辞める直前までいきました。


当時のぼくを苦しめていた考え方の一つに、
憧れの先生になろうとしていた
ということがあります。


ぼくが勤務していた学校には、スーパーな先生がたくさんいました。

子供の心をまとめる学級経営の達人な先生。
笑いがありつつ、子供が熱中する授業をする先生。
などなど。


特に、ぼくが憧れていた先生がいました。
その先生は、5つ上の男性の先生です。


ザ・カリスマ


雰囲気でいうと、キムタクのような先生でした。
(以後、キムタク先生)


キムタク先生は、学級経営も授業もとても上手。
担任していない他学年の子供達でも尊敬し、大好きになる。
そんな先生でした。


キムタク先生は、
子供を大きな声で叱るタイプでした。


今思うと、キムタク先生は叱った後のフォローをめちゃくちゃしていたのでしょう。


しかし、そんな考えもない当時の僕は
浅はかにもこう思うのでした。



「そうか!大声で叱れば子供に好かれる先生になるのか!!!」


キムタク先生の表面しか見ていなかったぼくは、
無理をして、手当たり次第に怒鳴り散らかしていきました。



…はい。

どうなったかは、わかるでしょう。


ぼくが子供に好かれようと、叱れば叱るほど、
子供の心は、ぼくから離れていくのでした。


そう。そして、のちに気付くのです。

キムタク先生は、めちゃくちゃ叱るけれど、
それを補う魅力と、アフターフォローがハンパない。

天才的な、飴アンド鞭教員だったのでした。


そして、同時に気づきました。

ぼくは、キムタク先生にはなれないんだ、と。


持っているものも、雰囲気も、強みも違う。

他の人になれるわけがないんです。



なのに、ぼくはそのことに気付かず、
キムタク先生の真似をしては、
先生のようになれない自分に自信を失っていったのでした。


そう、誰も他人にはなれないのです。


そこで、ぼくはふと思い出しました。

小さい時、お母さんによく言われていたあのセリフを。



「よそはよそ、うちはうち!」


それこそまさに
他人になりたがってしまう自分に必要な言葉でした。


人は、他人の顔は見られても、自分の顔は直接見られません。

人は、他人のいいところは目につく一方で、
自分のいいところはなかなか気付けないそうです。


だからこそ、他人ではなく自分と向き合うこと。

つまり、自分自身の魅力や強みを発見し、それを活かすことが大事だと学びました。


「よそはよそ、うちはうち!思考」の力を借りる


誰も、他人にはなれません。

「自分」という人間として生きていくしかないのです。

自分と向き合い、自分の魅力や強みを見つめていくことで
自分の人生を豊かにすることができます。


そう、
「よそはよそ、うちはうち!」なのです。


ぼくは、この考え方を取り入れるようになって、
毎日の生活がとてもラクになりました。


他人のことをすごいと思うことはあっても、
「この人になりたい!」と思うことは消え、


代わりに、その人の良いところを自分に取り入れ、
あくまで自分の長所を磨いていくことに軸を置きました。


ぜひ、皆さんも、自分自身と向き合い、
自分だけの道を見つけていきましょう。


今回の記事が高評価でしたら、次回は自分の長所を見つけるために役立った本を2冊ご紹介しようと思います。


フォローやスキ、ぜひよろしくお願いします。


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